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アビスパ福岡がJ1で5年ぶり白星。徳島ヴォルティスとの昇格組対決を逆転で制す

text by 編集部

アビスパ福岡
アビスパ福岡

【徳島ヴォルティス 1-2 アビスパ福岡 J1第4節】

 明治安田生命J1リーグ第4節の徳島ヴォルティス対アビスパ福岡戦が13日に行われ、アウェイの福岡が2-1で勝利を収めた。

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 昨季はJ2最終節の直接対決で優勝を争い、ともにJ1昇格を果たした両チーム。開幕から3試合で徳島が2分け1敗、福岡が1分け2敗とどちらも白星がなく、今季初勝利を期しての昇格組対決に臨んだ。

 開始からわずか2分、先制点を奪ったのは徳島。渡井理己からのスルーパスを受けてエリア左に抜け出した宮代大聖はシュートをGK村上昌謙に阻まれたが、中央にこぼれたボールを垣田裕暉が押し込んだ。

 前半はそのまま徳島が1点リードで折り返したが、53分には福岡が相手陣内でのボール奪取から鮮やかなカウンターで同点とする。右後方から長い距離を駆け上がってきたエミル・サロモンソンが石津大介のラストパスを受け、GKの股間を巧みな抜くシュートを流し込んでスコアは1-1に。

 さらに68分には福岡が逆転に成功。徳島DFジエゴがエリア内での浮き球に対して目測を誤り、ヘディングしそこねてバウンドしたボールが腕に当たってPKの判定。今季福岡に戻ってきた金森健志が復帰後初ゴールを冷静に蹴り込んだ。

 80分には徳島のCKから渡井のシュートがネットを揺らしたがVARによるオフサイド判定で同点ならず、終盤に枠を捉えた藤原志龍のミドルもGK村上がファインセーブ。2-1で試合を終えた福岡が今季初勝利を挙げ、J1では2016年以来5年ぶりの白星となった。

【得点者】
2分 1-0 垣田裕暉(徳島)
53分 1-1 エミル・サロモンソン(福岡)
68分 1-2 金森健志(福岡)

【了】

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