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前田大然、4試合連続ゴールで得点ランキングトップに!覚醒するマリノスの快速FWが見せた速攻

text by 編集部 photo by Getty Images

前田大然
【写真:Getty Images】

【横浜F・マリノス 1-0 徳島ヴォルティス 2021明治安田生命J1リーグ第5節】

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 2021明治安田生命J1リーグ第5節、横浜F・マリノス対徳島ヴォルティスが17日に行われた。マリノスが1-0の勝利を収めた。

 前半10分、マリノスが先制点を奪う。右サイドのスローインからFW前田大然がボールを受けるが、徳島の選手2人に囲まれ、ボールを失う。ボールを奪った徳島がパスを回し、ボールを保持しようとする。だが、徳島DF福岡将太にボールが渡ると、先ほどボールを奪われた前田がプレスをかけボールを奪い返す。そのままスピードに乗り、一人でゴールを奪った。

 前田は自慢の快速を活かし、相手DFにプレスをかけそのまま一人で持ち込んで左足でゴールを奪った。ボールを奪われた福岡も必死に前田を追いかけたが、スピードに乗った快速FWに追いつくことができず。一瞬の隙を見逃さなかった前田が一瞬でゴールを奪ってみせた。結局、このゴールが決勝点になり、マリノスが1-0の勝利で3連勝。4試合負けなしとなった。

 これで前田はリーグ戦4試合連続ゴール。まだ5節だが、6ゴールの前田は得点ランキングでも1位に立っている。期限付き移籍でポルトガル1部のマリティモでプレーしていた前田は昨年8月にレンタル元の松本山雅FCからマリノスへ期限付き移籍。昨季終了後に完全移籍に移行した。昨季は途中加入だったが、23試合出場3得点。今季は4試合ですでに昨季のゴール数を上回っている。

 前田は現在23歳の東京五輪世代。U-24アルゼンチン代表と対戦するU-24日本代表への選出は確実だろう。また、このまま得点を量産すれば、その先のA代表での活躍も期待できる。決定力不足と言われる日本代表のFWのレギュラー争いに割って入れるか注目したい。



【了】

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