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欧州歴代PK得点王は誰だ? 4大リーグPK成功数ランキング6~10位。断トツの91%…! 圧巻の成功率を記録した男とは?

試合の勝敗に大きな影響を与えるPKが最もうまい選手は誰なのか。2001/02シーズンから現在までの4大リーグ(イングランド、スペイン、イタリア、ドイツ)におけるリーグ戦のPKの結果を集計。PK成功数をランキング形式で紹介する。※データは『transfermarkt』を参照。2021年3月18日時点。成功数が並んだ場合は成功率で順位を決定

シリーズ:PKランキング text by 編集部 photo by Getty Images

10位:スペインが生んだ点取り屋

ダビド・ビジャ
【写真:Getty Images】

FW:ダビド・ビジャ
生年月日:1981年12月3日(39歳)
4大リーグ所属クラブ:レアル・サラゴサ、バレンシア、バルセロナ、アトレティコ・マドリード
4大リーグ通算成績:353試合/185得点40アシスト
PK成功数:31回(成功率91.2%)


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 ダビド・ビジャはスペインサッカー史にその名を残すストライカーの一人だと言えるだろう。爆発的なスピードや並外れたフィジカルがあるわけではなかったが、相手との駆け引きの上手さや抜群のポジショニングセンス、優れた足元の技術を武器にゴールを量産。ラ・ロハがEURO(欧州選手権)やワールドカップ制覇を果たす上で欠かせない存在となっていた。

 そのビジャは現役時代、欧州4大リーグ(リーガ・エスパニョーラ)で通算353試合に出場してきた。その中でPKキッカーを担ったのは34回あり、うち31本をゴールへと繋げている。成功率に表すと91.2%と申し分ない数字。シュート技術の高さは、PKにもしっかり活かされていたと言えるはずだ。

 ちなみに、リーガにおけるPK数34回のうち23回はバレンシア時代によるもので、8回はレアル・サラゴサ時代。バルセロナではリオネル・メッシの存在もあり1回しか蹴っておらず、アトレティコ時代もリーグ戦では2回しかキッカーを担当していない。なお、バルセロナで蹴った1本は失敗に終わっていた。

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