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Jリーグ 3年前

J1全20クラブGKタイプ別分析(18)ベガルタ仙台。スウォビィクは何タイプ? コーチとの関係は良好

3/8発売『フットボール批評issue31』から一昨年、サンフレッチェ広島のGKコーチを務めた澤村公康が、GKを4つのタイプに分類し、J1全20クラブの陣容を一刀両断した「GKスカッド批評」を一部抜粋して公開する。[GKタイプ]オーソドックスタイプ→オ、シュートストップタイプ→シ、現代タイプ→現、万能タイプ→万、★は新加入(構成:吉沢康一)

text by 吉沢康一 photo by Getty Images

残留にはGKの活躍が不可欠

ヤクブ・スウォビィク
【写真:Getty Images】

GKコーチ:石野智顕
ヤクブ・スウォビィク(シ)
小畑裕馬
ネデリュコ・ストイシッチ★
井岡海都★


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 仙台はヤクブ・スウォビィクの残留が大きいと思います。昨年はスウォビィクがケガで出遅れたため、小畑裕馬が出場して活躍を見せました。ですが、出場は7試合にとどまり、スウォビィクが戦線復帰後27試合に出場しています。監督交代はありましたが、今年もスウォビィクが1番手でしょう。

 彼は典型的なシュートストップタイプ。新たに2メートルを超える長身のセルビア人ネデリュコ・ストイシッチが加わることになっていますが、新型コロナウイルス感染症対策による入国制限で未だに合流できないため、その実力は未知数です。

 外国人GKのコントロールは言葉の問題もあるので簡単ではありません。ただ、石野智顕GKコーチはスウォビィクとの関係も良好で、良いコントロールを期待したいと思います。仙台は昨季の成績もあり残留が目標となるため、守備を重視した戦い方になると予想されます。残留にはGKの活躍が不可欠なことは言わずもがなです。

(構成:吉沢康一)

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Jクラブにとってコンセプトの5文字はもしかしたらタブーワードなのかもしれない。クラブのコンセプトをひけらかすことは、すなわち“秘伝のレシピ”の流出を意味する。もちろん、これはコンセプトという壺にタレが脈々と継ぎ足されているクラブに限った話ではあるのだが……。
コンセプトを一般公開できないとなれば、こちら側が様々な手法を使って分析していくほかない。なぜ、コンセプトの解剖にこれほどまでに執着するのかと言えば、抽象的にJリーグを眺める時代は終わりにしたい、という願望からである。そう、本質の話をしよう、ということだ。
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【了】

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