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サンフレッチェ広島が7試合ぶり白星。ガンバ大阪は降格圏抜け出せず【J1第20節結果】

text by 編集部

サンフレッチェ広島
サンフレッチェ広島

【ガンバ大阪 1-2 サンフレッチェ広島 J1第20節】

 明治安田生命J1リーグ第20節のガンバ大阪対サンフレッチェ広島戦が12日に行われ、アウェイの広島が2-1で勝利を収めた。

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 今週ミッドウィークはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場チームの試合が前倒し開催。G大阪のホームゲームは緊急事態宣言下でリモートマッチ(無観客試合)での開催となった。

 直近4試合未勝利のG大阪と6試合未勝利の広島による対戦は、広島の優勢でスタート。前半18分にはジュニオール・サントスのヘディングが惜しくもゴールマウスの角を叩き、35分にも再びJ・サントスが頭で狙ったがGK東口順昭が足で見事に弾き出した。

 ここまでは耐えていたG大阪だが、36分にはついに失点。広島左サイドのFKから森島司が右足でクロスを入れ、ゴール前の佐々木翔が頭で合わせて叩き込んだ。

 G大阪も前半のうちに反撃に転じ、同じくセットプレーから同点に追いつくことに成功。左CKからチュ・セジョンの上げたクロスにファーポストの一美和成が頭で合わせ、右ポストを叩いたボールがGKの体に当たってゴールラインを越えた。

 1-1で迎えた65分、勝ち越しのゴールは完璧なカウンターを繰り出した広島に生まれる。G大阪のCKからボールを奪って一気に攻め上がると、J・サントスが右足アウトで逆サイドへ鮮やかなラストパスを送り、走り込んだ川辺駿がネットに叩き込んだ。

 G大阪は初出場となるMFウェリントン・シウバも投入して反撃を試みたが同点ならず。広島が7試合ぶりの白星を挙げた。G大阪はまだ試合消化が遅れているとはいえ、暫定18位でJ2降格圏を抜け出せずにいる。

【得点者】
36分 0-1 佐々木翔(広島)
44分 1-1 一美和成(G大阪)
65分 1-2 川辺駿(広島)

【了】

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