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中村航輔、ポルトガル移籍後は出番ゼロも…プレーに不安なし「充実した半年間を送れた」

text by 編集部 photo by Getty Images

中村航輔
【写真:Getty Images】


 日本代表は28日、カタールワールドカップのアジア2次予選でミャンマー代表に10-0の大勝を収めた。

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 この試合に出場することはなかったが、GK中村航輔は虎視眈々とチャンスをうかがっている。29日にオンラインでの取材に応じ、「自分が試合に出た際にはいいパフォーマンスで貢献したい」と意気込みを語った。

 今年1月に柏レイソルからポルトガル1部のポルティモネンセへ移籍するも、新天地では出番なし。リーグ戦でベンチ入りは7試合あったが、3月以降はベンチ外が続き、一度も公式戦出場のチャンスは巡ってこなかった。

 それでも「自分の中では充実した半年間を送れたのかなと思っています」と中村は語る。言語や文化、環境、求められるプレースタイルが日本と全く違うなかで「自分がどれだけできるのかはすごく楽しみ」で、「自分がやってきたことはそこそこできたのかなと思っている」とポルティモネンセでの日々を振り返った。

 ポルトガルリーグではベンチ入りしない第3GKも試合前のウォーミングアップに参加させるクラブが多い。中村はU-23チームが戦うリザーブリーグに回って調整のために試合に出場するのではなく、トップチームのスケジュールに合わせて行動していたという。アウェイ遠征にも帯同し、日々のトレーニングのみならず試合の雰囲気なども体感したはずだ。

 公式戦に出られずとも、ポルトガル人やブラジル人のGKたちと切磋琢磨するなかで「もちろんいろいろな違いがありますし、1つの言葉で表現するのはとても難しいと思っていますけれども、求められている部分はゴールを守るといったところで、そこはどの国でも変わらない」という実感を得た。

「どんな選手でも、やはり環境が違えば文化も違いますし、チームメイトや文化、言葉が違いますので、適応するのは簡単ではない」が、中村にとっては「楽しさの方が大きいと思っていますので、そこまで難しさは感じていない」と強調する。

 ポルティモネンセとの契約は2023年夏まで残っている。クラブは1部リーグ残留を決めており、来季こそは正守護神のポジションを勝ち取りたいところだ。そのためにも日本代表戦に出場し、自身のパフォーマンスがポルトガル1部リーグのレベルにふさわしいことを証明したい。

「試合勘の点では、僕が試合に出てミスをすれば試合の経験がなかったということで批判される材料の1つになるのかなと。出た時にはしっかりいいパフォーマンスを出したいと思っています」

 日本代表の練習ではすでに好セーブを連発し、状態の良さをアピールしている。6月シリーズの4試合のどこかでチャンスが回ってきた時に、どのようなプレーで成長した姿を見せてくれるか楽しみだ。

(取材・文:舩木渉)

【了】

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