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U-24日本代表、東京五輪本番のスタメンを予想!OAの存在感は絶大…久保建英や堂安律は?

text by 編集部 photo by 日本サッカー協会

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【写真:日本サッカー協会】



 日本代表対U-24日本代表のチャリティーマッチが3日に行われた。ジャマイカ代表戦が中止となり急遽行われた兄弟対決は、A代表が3-0の勝利を収めた。東京五輪へ向けたサバイバルは佳境を迎えている。オーバーエイジ(OA:25歳以上)枠を含む18名に残るのは誰なのか?今回は東京五輪本番の予想スタメンを紹介する。

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 東京五輪本番に臨むメンバーが6月中旬以降に発表されることを考えると、この代表戦で選出されているメンバーが中心となるだろう。正GKは谷晃生になると予想した。3月に行われたU-24アルゼンチン代表との2試合目でゴールマウスを守り、見事クリーンシートで勝利に貢献。湘南ベルマーレでも活躍しており、森保一監督の評価も上げているだろう。

 DFはやはりA代表組が中心となってくるだろう。OAに吉田麻也が入ることを想定すると、冨安健洋でCBのピースが埋まる。手薄なサイドバックでは、右サイドにスペシャリストの酒井宏樹を起用したい。日本代表戦では出場しなかったが、抜群のフィジカルと性格無比なクロスなどでチームに貢献してくれるはずだ。左サイドはスペシャリストがいおらず、手薄なポジションだ。川崎フロンターレで新境地を開拓し、3日の日本代表戦でも先発となった旗手怜央が左サイドバックに入ると予想した。

 ボランチにはOA枠で遠藤航が入ると予想した。”ブンデスのデュエル王”はU-24日本代表には必要だ。その相棒には、3月のU-24アルゼンチン代表戦で2得点、A代表として臨んだミャンマー戦で1得点という結果を残した”鉄人”板倉滉を予想した。川崎フロンターレで活躍する田中碧も本大会行きの切符を掴むことになるだろう。だが、遠藤の存在は絶大。そして板倉の決定力、試合中のシステム変更でも対応できるユーティリティ性も本大会では必要となってくるはずだ。CBにA代表コンビが入ることを考えると、板倉をボランチに起用したい。

 トップ下には久保建英、右に堂安律が入るだろう。久保は本調子とは言えなくても、スペイン1部でプレーしている経験は大きい。堂安は膝の違和感でミャンマー戦を回避し、A代表との試合では途中出場。堂安が本来の調子を取り戻し、キレキレのドリブルを見せれば攻撃力はさらに上がるはずだ。左サイドもまた選考が難しいポジションだ。相馬勇紀や遠藤渓太などもいるが、Jリーグで結果を残している三笘薫を予想した。果敢なドリブル突破でサイドを切り裂いてほしい。

 ワントップ争いは最も熾烈となっている。田川亨介や前田大然、最近頭角を現した林大地など多くの候補がいる。その中でも、所属する鹿島アントラーズで結果を残している上田綺世をワントップに予想した。抜群の瞬発力でDFラインの裏に抜け出し、一瞬のスピードでゴールを決めることができる上田の能力は東京五輪本番でも脅威となるだろう。チャンスの少ない強豪相手に一本のスルーパスでゴールを奪うことができれば、メダル獲得に大きく近づくはずだ。

 東京五輪までアピールできる時間は限られている。東京五輪メンバーの18名に入るのは誰なのだろうか?東京五輪へのサバイバルが続く。東京五輪本番の予想スタメンは以下の通り。

▽GK
谷晃生(湘南ベルマーレ)
▽DF
酒井宏樹(マルセイユ/フランス)
吉田麻也(サンプドリア/イタリア)
冨安健洋(ボローニャ/イタリア)
旗手怜央(川崎フロンターレ)
▽MF
遠藤航(シュトゥットガルト/ドイツ)
板倉滉(フローニンゲン/オランダ)
久保建英(ヘタフェ/スペイン)
堂安律(ビーレフェルト/ドイツ)
三笘薫(川崎フロンターレ)
▽FW
上田綺世(鹿島アントラーズ)

【了】

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