久保建英、堂安律らが見せる「欧州のロジックにはない」攻撃とは? ようやくでき始めたU-24日本代表の骨格【西部の目】

2021年06月06日(Sun)10時27分配信

シリーズ:西部の目
text by 西部謙司 photo Getty Images
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U-24日本代表は5日、U-24ガーナ代表と対戦し、6-0で大勝している。吉田麻也、酒井宏樹、遠藤航という3人のオーバーエイジが加わって臨んだ試合で、U-24日本代表はガーナを圧倒した。久保建英、堂安律、上田綺世、相馬勇紀と先発した攻撃陣全員にゴールが生まれたこの試合は、東京五輪のメダル獲得に可能性を見出すものとなったのだろうか。(文:西部謙司)

U-24日本代表をグレードアップさせた4人

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【写真:Getty Images】



 キックオフ直後はU-24ガーナ代表が攻め込んできたが、すぐにU-24日本代表のリズムに移っている。U-24日本代表は後方でボールを動かして試合を落ち着かせた。ガーナのハイプレスにも絶対に奪われない回し方だった。2日前のA代表との試合では、A代表の強度に呑まれて立ち上がりに失点を喫している。今回のような落ち着かせ方ができればA代表相手でも、もっとやれたはずだ。

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 ただし、今回これができたのは酒井宏樹、吉田麻也、遠藤航のオーバーエイジの力が大きい。冨安健洋も復帰していた。2日前のA代表のように、立ち上がりに襲い掛かろうとしたガーナだったが、あっさりと牙を抜かれた形になった。

 オーバーエイジの3人に冨安を加えた4人はA代表の主力だ。彼らの加入でU-24日本代表は確実にグレードアップした。ゲームの立ち上がりでどうプレーすればいいのか、2日前の課題をあっさりとクリアしていた。

 ここからはU-24日本代表がガーナを圧倒する。ボールを失った瞬間の切り替えは早く、ボールホルダーの前面からのプレスに、背後のブラインドから奪いに行く守備を加えた挟み撃ちが効果的で、面白いようにボールを奪えた。田中碧、上田綺世、遠藤と敵陣でのボール奪取が続く。もはや得点は時間の問題だった。

 久保建英のシュートをGKが弾いたところを堂安律がすかさずボレーで押し込んで先制。上田のキープから久保が決めて2-0、酒井のクロスボールがオウンゴールを誘って3-0で折り返す。

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