日本代表は7日、ワールドカップアジア2次予選でタジキスタン代表と対戦し、4-1で勝利している。冨安健洋ら東京五輪世代と吉田麻也らオーバーエイジ組が不在の中、これまであまりチャンスが得られなかった選手にも出場機会が回っている。不動となっている主力メンバーに対し、競争できるだけの能力を見せた選手はいたのだろうか。(文:西部謙司)

確定していない3つのポジション

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【写真:田中伸弥】



 次戦のセルビア代表は6月シリーズの対戦相手の中で最も強く、日本代表はここに最強メンバーをぶつけると予想される。確定していないと思われるポジションは3つ。そこを中心にタジキスタン戦を振り返ってみたい。

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 確定的なのは大迫勇也、伊東純也、鎌田大地、南野拓実、遠藤航、酒井宏樹、吉田麻也、冨安健洋。遠藤、酒井、吉田、冨安はU-24日本代表に合流しているのでセルビア戦には起用できないわけだが、フルメンバーで確定していないのはGK、左SB、ボランチ(遠藤の相方)の3つのポジションだ。

 GKはタジキスタン代表戦までの3試合で招集した4人すべてがプレーした。この中から森保一監督がベストと思う選手がセルビア戦に先発すると思われるが、ある意味、GKの見せ場が少なかったので優劣をつけるのは極めて難しい気がする。正直、3試合のパフォーマンスだけでは判断できない。トレーニングを含めての決断になるのではないか。

 左SBは長友佑都、小川諒也、佐々木翔が競う。ここも甲乙つけがたいが、小川のプレーぶりが良かったと思う。正確なクロスボールやキープ力をみせていた。

 ボランチは守田英正が一歩リードだが、セルビア戦に遠藤はいないので橋本拳人と組むことになるだろう。川辺駿は精力的に動いて持ち味を出していたが、守田と橋本のコンビは守備の強度がある。2試合続けてボランチでプレーした谷口彰悟も可能性はあるが、むしろCBで先発するのではないか。

 もう1つ、タジキスタン戦を負傷欠場した大迫の状態が気になる。ただ、浅野拓磨を後半30分までプレーさせたので、大迫はセルビア戦にはプレーする予定なのかもしれない。大迫が無理な場合は浅野が先発するだろう。

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