日本代表は7日、カタールワールドカップアジア2次予選でタジキスタン代表と対戦し、4-1で勝利した。連勝を7に伸ばしたものの、多くの主力選手を欠いたチームには課題が残る内容となった。このままでは、最終予選で大きな壁にぶつかることになるかもしれない。(取材・文:元川悦子)

日本代表が抱えた違和感

南野拓実 古橋亨梧
【写真:Getty Images】



 吉田麻也、酒井宏樹、遠藤航の絶対的存在3人がオーバーエイジ枠でU-24日本代表に帯同している森保ジャパン。すでにカタールワールドカップ最終予選進出を決めている彼らにとって、6月シリーズは主力抜きのチームがどこまで戦えるのか、最終予選に誰が生き残るのかが最大の注目点と言っていい。

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 7日のタジキスタン代表戦はその第1弾。森保一監督は左内転筋負傷の大迫勇也に加え、鎌田大地、長友佑都らを先発から外し、A代表初先発となる古橋亨梧や川辺駿、中谷進之介らを抜擢。国内組中心の陣容でチャレンジした。

「ワールドカップへ続く道の中でどういう不測の事態が起きるか分からない」と指揮官も言うように、9月からスタートする最終予選では、個々のケガや移籍による出場機会減、コンディション不良などはあり得る。コロナ禍でアジアとの往復に難色を示す欧州クラブも出かねないため、最強メンバーをつねに揃えられるとも限らない。だからこそ、こういうトライは必要だった。

 とはいえ、今回の日本代表は入りから連係のスムーズさを欠いた。パスが微妙にズレたり、プレスのかけ方が合わなかったりと、大勝したモンゴル・ミャンマーの2試合に比べるとギクシャク感が否めない。強度の部分でもやや低下した印象が強かった。

「初めて組むペアや選手が多かったですし、長年組んでいたり、チームで組んでる状況とはやっぱり違う。センターバック(CB)やボランチ、サイドバック(SB)に出すときに、足元で受けたいのか、スペースでもらいたいタイプかで出すパスも変わってくる」と、2018年のロシアワールドカップで16強を経験した昌子源も難しさを吐露していた。序盤は全員が同じような違和感を抱えながら戦っていた。

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