背番号5がスペイン代表を蘇らせた。5得点で快勝、キャプテンの復帰で生まれた攻撃の形とは?【ユーロ2020分析コラム】

2021年06月24日(Thu)10時18分配信

シリーズ:分析コラム
text by 加藤健一 photo Getty Images
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UEFAユーロ2020(欧州選手権)・グループリーグE組第3節、スロバキア代表対スペイン代表が現地時間23日に行われ、スペイン代表が0-5で勝利した。わずか1ゴールと得点不足に悩まされた2試合から一転、スペイン代表は5得点を挙げた。セルヒオ・ブスケッツが戻ってきたことで、チームはパワーアップしたのかもしれない。(文:加藤健一)

主将復帰でスペイン代表は快勝

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【写真:Getty Images】



 これまでの2試合とはうって変わって、スペイン代表は大勝している。初戦のスウェーデン代表戦では75%のボール保持率を記録しながら、ゴールを決められずに引き分け。続くポーランド代表戦でも70%のボール保持率で1得点に留まった。ジェラール・モレノがPKを失敗する不運もあったが、決定機もさほど作れていなかった。

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 グループステージ突破がかかる第3戦、スペイン代表は第2戦から4人を変更している。右サイドバックにはセサル・アスピリクエタ、センターバックにエリック・ガルシア、右ウイングにはパブロ・サラビアを配置。そして、大会前に新型コロナウイルスの陽性反応が出たセルヒオ・ブスケッツが今大会で初めてピッチに立った。

 キャプテンが戻ってきたスペイン代表は得点を重ねた。アルバロ・モラタのPKはGKマルティン・デュブラフカに阻まれたが、そのデュブラフカのオウンゴールでスペイン代表が先制。さらにジェラール・モレノの柔らかいクロスをアイメリク・ラポルテが頭で合わせてリードを2点に広げた。後半に入ってパブロ・サラビア、途中出場のフェラン・トーレスがゴールを奪う。オウンゴールで5点差とし、1勝2分でグループステージ突破を決めている。

 選手起用が奏功した形となったが、敵陣でボールを保持しながら戦うスタイルは第2戦までと同じ。しかし、スペイン代表の攻撃は明らかに変わっていた。

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