フットボールチャンネル

世界最高の値上がり選手は? サッカー選手市場価値上昇ランキング6位~10位。クラブを変えた二人のポルトガル人とは【2021最新版】

シリーズ:市場価値上昇ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

9位:マンU不動の司令塔

ブルーノ・フェルナンデス
【写真:Getty Images】



MF:ブルーノ・フェルナンデス(ポルトガル代表/マンチェスター・ユナイテッド)
生年月日:1994年9月8日(26歳)
市場価値の増加額:4200万ユーロ(約50億円/87.5%UP)
市場価値の変動:4800万ユーロ(約58億円)→9000万ユーロ(約108億円)
20/21リーグ戦成績:37試合18得点11アシスト

 ノバーラ、ウディネーゼ、サンプドリア、スポルティングCP在籍を経て、昨年冬にマンチェスター・ユナイテッドに加入した。すぐにレギュラーの座を確固たるものにすると、わずか半年間でプレミアリーグ14試合に出場して8得点7アシストを記録し、月間最優秀選手賞を2度も受賞。そしてシーズン終了後には、途中加入にも関わらずクラブの年間最優秀選手にも選出されることになった。

 そして、ユナイテッド在籍2年目となった2020/21シーズンも、ポルトガル人MFはサポーターに歓喜を多く届けた。替えの効かない選手ゆえにほぼフル稼働を強いられたが、その中でもプレー精度を大きく落とすことなく、プレミアリーグでは二桁得点のみならず二桁アシストも記録。シーズン終了後にはまたしてもクラブの年間最優秀選手に選出されている。まさに、王様である。

 そんなユナイテッドでの大活躍もあり、市場価値にも大きな変化が。昨年夏に新型コロナウイルスの影響でやや下がって以降は右肩上がりとなっており、現時点では9000万ユーロ(約108億円)というキャリア最高の金額がつけられている。これは、数多くの実力者が揃うポルトガル人選手の中でもトップのものだ。ただ、26歳という年齢を考えてもまだまだ伸びていくだろう。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top