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【前半速報】U-24日本代表、マンツーマン守備に大苦戦。ニュージーランドの徹底した日本対策が機能【東京五輪】

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



【日本 0-0 ニュージーランド 東京五輪2020 準々決勝】

 U-24日本代表は31日、東京五輪の準々決勝でU-24ニュージーランド代表と対戦している。

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 いよいよ男子サッカーも決勝トーナメントに突入し、お互いに負けられない一戦。日本はグループステージ最終節からスタメンを2人変更し、1トップにFW林大地が復帰。DF酒井宏樹が出場停止の右サイドバックにはDF橋岡大樹が先発起用された。

 一方、ニュージーランドは5-3-2で日本に対抗。中盤の3人は日本のMF久保建英、MF遠藤航、MF田中碧にマンマーク気味でつき、5バックで危険なスペースへの侵入もケアするという徹底した“日本対策”を講じてきた。

 日本に訪れた最初のビッグチャンスは10分、自陣でのボール奪取から遠藤が中央を自ら持ち上がってカウンターを発動。相手ゴール前まで運び味方に預けたが、MF堂安律のシュートはディフェンスに当たってゴールの枠の外に逸れてしまった。

 それでも直後のコーナーキックの流れから、久保→林とつなぎ、林がクロスを上げてゴール前で遠藤が合わせる。しかし、フリーで放ったシュートはゴールの枠を捉えることができなかった。

 キーマンをマンツーマンマークで消されてなかなか持ち味を出せない時間が続くも、31分に再び日本がチャンスを作る。遠藤の縦パスを起点に相馬がボールを運んで右サイドに展開。そして久保が深くまでドリブルで仕掛けてクロスを上げ、堂安がシュートを放つもゴールをわずかに外れた。

 34分には細かい連係で左サイドを崩し、MF相馬勇紀がマイナス方向へ折り返す。だが、ここでも堂安のシュートはゴールの枠を捉えきれなかった。

 ニュージーランドは5-3-2の2トップで日本の2センターバックのビルドアップを阻み、3人の中盤はマンツーマンマークで封殺。林、相馬、堂安の3トップは3バックで人数を合わせ、両ウィングバックも適宜対応する。徹底した日本対策が機能していた。

 なかなか相手の守備戦術を崩せなかった日本はノーゴール。前半は両チームともゴールネットを揺らせず、0-0のスコアレスで終えている。

【得点者】
なし

【了】

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