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東京五輪 3年前

東京五輪からA代表へ! 日本代表に推薦したいU-24の5人。チームを救った守備の要、ドイツへ渡る司令塔も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

攻守で奮闘するビースト

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【写真:Getty Images】



FW:林大地(はやし・だいち)
生年月日:1997年5月23日(24歳)
所属クラブ:シント=トロイデン(ベルギー)
2021リーグ戦成績:20試合出場/4得点1アシスト
日本代表成績:なし

 中学時代はガンバ大阪ジュニアユースに所属していたが、ユースへの昇格は果たせず履正社高校に進学した。その後進学した大阪体育大学では、3年次に関東学生リーグ1部で22試合24得点を記録。2019年8月には2020シーズンからのサガン鳥栖加入内定とともに特別指定選手に登録され、同月セレッソ大阪戦でデビューを果たすと初ゴールを決めた。

 3月に行われたU-24アルゼンチン代表戦でゴールを決めた林大地は、バックアップメンバーとして東京五輪メンバーに滑り込んだ。FWでは3番手に位置していたが、本大会直前のU-24ホンジュラス戦とU-24スペイン戦でスタメン出場。メンバー登録のルール改正も追い風となり、本大会でも出場した試合はすべてスタメンに名を連ねている。

 最前線で体を張ったポストプレーと裏への抜けだしで攻撃を牽引。ディフェンス時には、前線からのプレスや自陣に戻ってのボール奪取で攻守に貢献する。プレーにはまだ粗削りなところもあるが、果敢にゴール狙い、ボールを奪えるFWはチームの戦術に幅をもたらす。大会後にはベルギーのシント=トロイデンへの完全移籍が決まった。プレーの精度を上げ、ゴールを量産できるようになれば大迫勇也とポジションを争うに相応しい存在となるだろう。

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