【北海道コンサドーレ札幌 0-3 セレッソ大阪　J1第19節】

　明治安田生命J1リーグ第19節順延分の北海道コンサドーレ札幌対セレッソ大阪戦が8日に行われ、アウェイのC大阪が3-0で勝利を収めた。

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　C大阪のAFCチャンピオンズリーグ（ACL）グループステージ参加により延期されていた第19節の試合。両チームは今週末の第28節にもC大阪ホームでの対戦を予定しており、リーグ戦で2連戦を戦うことになった。

　前半はお互いにチャンスもあったが両GKの好守などでゴールを割れず。ビッグチャンスは42分、C大阪の西尾隆矢のシュートがゴールラインぎりぎりでGK菅野孝憲に掻き出され、瀬古歩夢が詰めたシュートもクロスバーを叩いた。

　そのまま0-0で前半を終えるかと思われたが、前半アディショナルタイムにC大阪が均衡を破る。CKを弾き返されたボールから再度攻撃を仕掛け、左サイドの原川力からのクロスを藤田直之が豪快なヘディングで叩き込んだ。

　C大阪は後半開始から、復帰後のリーグ戦初出場となる乾貴士と、松田力を交代で投入。すると51分、再びCKから原川の上げたクロスに松田力がニアで合わせてヘディングで追加点を奪った。

　2点ビハインドを背負った札幌も反撃を試みたが、ジェイのヘディング弾が惜しくもポストを叩くなどゴールならず。87分にはエリア左でボールを受けた乾が冷静にマイナスのボールを落とし、巧みなファーストタッチでDFをかわした大久保嘉人が決定的な3点目となるシュートを蹴り込んだ。

　3-0で試合を終えたC大阪は3月以来となるリーグ戦での連勝。勝ち点でも札幌と並んで得失点差で上回り、11位に順位を上げている。

【得点者】
45+1分 0-1 藤田直之（C大阪）
51分 0-2 松田力（C大阪）
87分 0-3 大久保嘉人（C大阪）

【了】