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リバプール、最新スタメン全選手紹介&フォーメーション。最強CBが帰還! 最強3トップを脅かす者は…

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】


ファビーニョ(ブラジル代表/背番号3)
生年月日:1993年10月23日(26歳)

 不動のアンカーとして君臨するファビーニョは、長い手足を活かしたボール奪取能力が持ち味だ。中盤のフィルターとして機能するだけでなく、ボールを散らすことも得意。昨季はセンターバックの負傷離脱が相次ぎ、センターバックでの出場機会が大幅に増えた。

 昨季中盤戦のリバプールの不調はファビーニョがアンカーではなく、センターバックとして出場していたことも要因の1つだろう。リバプールの現状のスカッドには、守備に秀でたアンカータイプの選手がファビーニョしかいない。今季はファン・ダイクやマティプが戻ってきたことで、中盤の底で稼働することが濃厚だ。

ジョーダン・ヘンダーソン(イングランド代表/背番号14)
生年月日:1990年6月17日(31歳)

 ユルゲン・クロップ監督が全幅の信頼を置くリバプール不動のキャプテン。持ち味であるリーダーシップとハードワークを武器に中盤からチームを鼓舞している。昨季は相次ぐDF陣の負傷に伴い、ファビーニョと共にセンターバックで出場したこともあった。

 21年2月末に股関節の手術をしたことが影響し、今夏のユーロ(欧州選手権)に出場できない可能性もあったが、無事26名の代表メンバー入りを果たした。万全のコンディションではなかったかもしれないが、準々決勝ウクライナ戦では嬉しいイングランド代表初ゴールを決め、同国史上初となる決勝進出に貢献していた。

チアゴ・アルカンタラ(スペイン代表/背番号6)
生年月日:1990年6月17日(31歳)

 元ブラジル代表MFマジーニョを父に持つサラブレッド。バルセロナ出身の選手らしく、長短のパスを織り交ぜながら中盤でリズムを作る。相手の逆をつくドリブルも得意としており、中盤での選択肢の多さは他のリバプールの選手にはない特徴だ。

 懸念されるのはケガの多さだ。毎シーズン必ず負傷離脱する期間があり、加入した昨季も膝の負傷などで公式戦20試合近くを欠場した。このケガも影響し、プレミアリーグの適応にやや苦しんでいる印象だ。今夏のワイナルドゥムが退団や、今季開幕から多くの出場機会を得ていたハーヴェイ・エリオットが足首を脱臼する大怪我を負ったことで、今後は出場機会が増えることが予想されている。

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