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最高額の日本人は誰だ? サッカー選手市場価値ランキング1~5位。1位は30億円越え! 久保建英に冨安健洋、トップに立ったのは… 【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

2位:アーセナルのラストピース

1001-冨安
【写真:Getty Images】



DF:冨安健洋(日本代表/アーセナル)
生年月日:1998年11月5日(22歳)
市場価格:2000万ユーロ(約24億円)
20/21リーグ戦成績:32試合出場2得点0アシスト(ボローニャ)

 2016年にアビスパ福岡でJリーグデビューし、翌年にはスタメンに定着した冨安健洋は、2018年の冬にシント=トロイデンVVに移籍した。シーズン途中からの加入ということもあり、その年はリーグ戦に出場できなかったが、19/20シーズンからはスタメンに定着。主力として活躍すると、翌年にボローニャへ移籍を果たした。

 ボローニャで初年度から不動の右サイドバッグとなった冨安は、粘り強い守備と両足からの正確なロングフィード、さらにアタッカーさながらのドリブルで攻撃にも参加。ほとんどミスのない安定したプレーで攻守に貢献したこのDFは、セリエAで注目の的になった。そして今夏、数々のビッグクラブから関心が寄せられる中、1860万ユーロ(約22.3億円)でアーセナルに加入した。

 プレミアリーグ開幕後に加入した冨安は、不安定だったアーセナルのDFラインを安定させ、デビューしたノリッジ戦からリーグ3連勝。開幕から3連敗と最悪のスタートを切ったチームの立て直しに貢献した。さらに26日に行われたトッテナムとのダービーマッチでは、ファンが選ぶマン・オブ・ザ・マッチに選出。アルテタ監督の信頼も厚く、ファンからも愛されるこの男の市場価値はこれからさらに上昇していくだろう。

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