地獄に落ちた…日本代表は考え直すべきだ。ハリルホジッチならアウト。今、求められるのは【コラム/W杯アジア最終予選】

2021年10月08日(Fri)11時07分配信

シリーズ:コラム
text by 元川悦子 photo Getty Images
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日本代表は現地時間7日、カタールワールドカップ・アジア最終予選でサウジアラビア代表と対戦し、0-1で敗れている。初戦に続く、無得点での敗戦で、予選突破への道のりはさらに険しくなった。必要な人材や最適な組合せを、日本代表はフラットな視点で考え直さなければいけない。(取材・文:元川悦子)


地獄に突き落とされた日本代表

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【写真:Getty Images】

 権田修一が蹴ったゴールキックを大迫勇也が相手DFアブドレラハ・アルアムリと競り合い、こぼれたボールを遠藤航が前線へ蹴る。再び大迫が競って、トップ下の位置に入っていた原口元気に落としたところまではごくごく普通の流れだった。

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 それを右から上がった酒井宏樹がフォローし、リターンを受けた原口が後方へパス。少し外に行ったものの、それも想定内の展開と言えた。

 だが、ボールを受けた柴崎岳が出した吉田麻也へのバックパスが背後に反れたのは明らかな計算外だった。数分前に出てきたばかりでフレッシュな状態のFWフィラス・アル・ブライカンは鋭くゴール前へ抜け出し、左足を一閃。ここまで好セーブ連発でチームを救ってきた権田もさすがに止めきれなかった……。

 7日のカタールワールドカップ・アジア最終予選の天王山・サウジアラビア代表戦の後半26分。日本代表が地獄に突き落とされる一撃はこうして生まれた。

「時間が進んできて、疲労が出てくると、少し合わなくなってしまうところが出てくる。柴崎も疲労が見えてきたので、交代をしようと思っていたところでの失点になりました」と森保一監督は痛恨の失点場面を振り返った。

 確かに、柴崎は前半開始早々の意外性あるミドルシュートなどいいプレーも見られたが、後半は不用意なボールロストが目立っていた。精細を欠いており、この時間帯まで引っ張れる状態ではなかった。指揮官は気温30度超の過酷な気象条件を勘案し、南野拓実と浅野拓磨の両サイドハーフを後半14分に下げ、古橋亨梧と原口を投入するなど普段より早く手は打っていた。が、チームの骨格を成す絶対的主軸を下げないのは相変わらずだった。

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