フットボールチャンネル

名古屋グランパスが初の決勝進出!FC東京に一度は逆転許すも再逆転【ルヴァンカップ準決勝】

text by 編集部 photo by Getty Images

ルヴァンカップ
【写真:Getty Images】



【FC東京 2-1 名古屋グランパス ルヴァン杯準決勝第2戦】

 JリーグYBCルヴァンカップ準決勝第2戦のFC東京対名古屋グランパス戦が10日に行われ、ホームのFC東京が2-1で勝利を収めた。だが2試合トータルスコア4-3で名古屋が決勝進出を決めている。

【今シーズンのJリーグはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】


 連覇を狙う昨季王者FC東京に対し、初の決勝進出を目指す名古屋がホームでの第1戦に3-1と先勝。だがFC東京としてはアウェイゴール1点を奪ったことで第2戦に逆転への望みを繋いでいた。

 序盤から両チームが激しい攻防を繰り広げる中、先制点を奪ったのはホームのFC東京。前半15分、右CKからショートコーナーを受けた高萩洋次郎が右足でクロスを入れ、アダイウトンが強烈なヘディングでネットに叩き込んだ。

 勢いに乗るFC東京はさらに攻撃を繰り出し、55分には2点目のゴール。ディエゴ・オリヴェイラの突破からパスを受けた永井謙佑がシュートを放ち、ブロックされたボールを最後は高萩が押し込んだ。これで合計スコアは3-3、アウェイゴール数でFC東京が逆転に成功する。

 苦境に立たされた名古屋だが、そこからもう一度反撃に転じる。交代出場のシュヴィルツォクらを中心にゴールに迫る形を生み出すと、80分にはゴール前でブロックに遭いながらも立て続けにシュートを放ち、最後は稲垣祥が頭で押し込んで再びトータルスコアをひっくり返した。

 最後まで緊迫した激戦となったがそのまま2-1でタイムアップを迎え、2試合合計4-3とした名古屋が逃げ切りに成功。1992年の第1回大会から参戦してついに初の決勝進出を果たした。

【得点者】
15分 1-0 アダイウトン(FC東京)
55分 2-0 高萩洋次郎(FC東京)
80分 2-1 稲垣祥(名古屋)

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top