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最高額の日本人は誰だ? サッカー選手市場価値ランキング21~25位。かつて12億円にまで到達! その男の現在は…【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

24位:怪我に苦しむ孤高の天才

清武弘嗣
【写真:Getty Images】



MF:清武弘嗣(元日本代表/セレッソ大阪)
生年月日:1989年11月12日(31歳)
市場価格:180万ユーロ(約2.2億円)
20/21リーグ戦成績:33試合出場/8得点8アシスト

 大分トリニータが生んだ孤高の天才。清武弘嗣は、2010年にドルトムントへ移籍した香川真司の穴を埋める存在としてセレッソ大阪に移籍した。2012年にはエースナンバーの8番を継承し、圧倒的な攻撃センスでチームを牽引。Jリーグで無双したこの男は、同年にドイツのニュルンベルクに移籍を果たした。

 ブンデスリーガでも華麗なテクニックとパススキルを武器に圧倒的な活躍を見せた清武は、その後ハノーファーを経てリーガエスパニョーラの強豪、セビージャへ移籍。シーズン開幕前のUEFAスーパーカップにフル出場するなど、地元ファンからも大きな期待が寄せられた。しかし、シーズン開幕後にサミル・ナスリが加入すると出場機会は減少。周囲の期待に応えられず、シーズン途中でセレッソ大阪への復帰を決断した。

 類稀な才能を持ち、日本代表を牽引する存在になると期待された清武の市場価値は、ニュルンベルク在籍時に自己最高の1000万ユーロ(約12億円)を記録。しかし、その後は度重なる怪我やセビージャでの不遇により、Jリーグに復帰した際には350万ユーロ(約4.2億円)まで下落した。そして復帰後も怪我に悩まされ続けたこの男の市場価値は現在、180万ユーロ(約2.2億円)まで落ちている。

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