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日本代表 3年前

U-22日本代表に推薦したい5人。高校サッカー選手権優勝の背番号10、ネクスト遠藤航、現役高校生も…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

選手権優勝の立役者

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【写真:Getty Images】



MF:松村優太(まつむら・ゆうた)
所属クラブ:鹿島アントラーズ
生年月日:2001年4月13日(20歳)
2021シーズン成績:22試合2得点0アシスト

 松村優太の名前が全国に知れ渡ったのは、昨年1月に行われた全国高校サッカー選手権だろう。静岡学園の背番号10を背負う松村は、ドリブルを武器にチームの攻撃を牽引。同校史上初となる単独優勝の立役者となった。

 高校卒業とともに鹿島アントラーズに加入。デビュー戦となったルヴァンカップで危険なスライディングにより退場処分を受けてしまった。ほろ苦いデビュー戦を経て臨んだシーズンは、リーグ戦での出場が13試合でゴールはゼロ。プロの壁にぶち当たった格好となったが、2年目の今季はリーグで2得点、カップ戦でも1得点を記録している。

 繊細なボールタッチと切れ味鋭いドリブルが持ち味で、サイドを上下動するスピードも魅力だ。これまでは世代別の日本代表にも名を連ねており、この世代を代表するアタッカーの1人と言っていいだろう。パリ五輪に向けた戦いの中で、松村は競争を勝ち抜くことができるだろうか。

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