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日本代表、冨安健洋らが前日練習のみの“ぶっつけ本番”でベトナム戦へ。欧州組11選手乗せたチャーター機到着遅れ

text by 編集部 photo by JFA

日本代表
【写真提供:JFA】



 日本代表に緊急事態だ。

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 今月11日にカタールワールドカップのアジア最終予選でベトナム代表と対戦するが、多くの選手たちがコンディショニングに不安を抱えてのプレーになるかもしれない。

 日本サッカー協会(JFA)によれば、9日午前中にベトナム到着予定だった日本代表の欧州組11選手を乗せたチャーター機が給油のための途中経由地で足止めを食らってしまった。それにより彼らの到着は現地9日の22時過ぎ予定に変更となった。

 すでにベトナム入りしている17選手は現地9日の18時から練習を行い、元々は合流が遅れている11選手もその練習から参加できる予定だったが間に合わないことに。キーマンとなりうる多くの選手たちが前日練習のみの“ぶっつけ本番”でベトナム戦に臨まなければならなくなった。

 今回、日本代表は厳格な入国制限を敷くベトナムに入国するため、3グループに分けられて現地入りする予定だった。7日に日本を出発した最初の5人は8日からトレーニングしており、8日深夜にベトナムに到着した12選手も9日の練習からチームに合流している。

 しかし、オランダに集合して現地8日にチャーター機に搭乗したDF吉田麻也、DF冨安健洋、FW古橋亨梧、MF南野拓実、MF伊東純也、MF堂安律、MF鎌田大地、MF原口元気、MF守田英正、DF板倉滉、GK川島永嗣の11人は想定を超える長時間の移動を強いられるのみならず、ベトナム戦までに練習の機会が一度しかない。

 9月、10月と続けて2連戦の1試合目で敗れており、多くの選手たちが取材の場で準備の重要性を強調していた状況でのまさかのトラブル。またしても日本代表は逆境に立たされながら、難しい戦いが想定される必勝のアウェイゲームに挑む。

(取材・文:舩木渉)

【了】

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