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日本人サッカー選手歴代移籍金ランキング66位~70位。アジアカップ得点王が高額な移籍金でJリーグに復帰も…期待外れに終わったのは…

text by 編集部 photo by Getty Images

69位:2021年に大きな飛躍を遂げたのは…

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【写真:Getty Images】


MF:川辺駿(日本代表/グラスホッパー)
生年月日:1996年9月8日(26歳)
クラブ:サンフレッチェ広島→グラスホッパー
移籍日:2021年7月1日(当時25歳)
移籍金:127万ユーロ(約1.5億円)

 サンフレッチェ広島のジュニアユース出身の川辺駿は14年にトップチームに昇格。しかし、青山敏弘や森崎和幸らベテラン選手の間に割って入ることができず、J1ではわずか1試合の途中出場に留まった。

 翌15年からは3シーズン連続でジュビロ磐田へとレンタル移籍している。加入当時J2を戦っていた名門のJ1復帰に貢献するなど、磐田で大きく成長した川辺は18年に広島に復帰。復帰1年目こそ途中出場が多かったが、2年目からは絶対的な主力に定着しており、21年からは副主将に就任した。3月には日本代表に初選出され、6月に行われたタジキスタン戦では代表初ゴールを決めた。

 21年に大きく飛躍を遂げた川辺は7月にスイス1部リーグに復帰したばかりの名門グラスホッパーへと完全移籍を果たした。25歳にして初の海外移籍となった川辺だが、すぐにチームに溶け込み、ボランチのレギュラーに定着した。第14節セルヴェット戦では、右足の強烈なダイレクトボレーシュートをゴールネットに突き刺した。

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