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日本人サッカー選手歴代移籍金ランキング71位~75位。スペイン移籍がまさかの失敗に…W杯直前にJリーグへと復帰したのは…

text by 編集部 photo by Getty Images

72位:ベルギーの古豪でプレーするのは…

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【写真:Getty Images】


MF:三好康児(日本代表/ロイヤル・アントワープ)
生年月日:1997年3月26日(24歳)
クラブ:川崎フロンターレ→ロイヤル・アントワープ(買い取りオプション行使)
移籍日:2020年3月28日(当時23歳)
移籍金:120万ユーロ(約1.4億円)

 2015シーズンに川崎フロンターレのトップチームに昇格した三好康児だが、選手層が厚いこともあり、絶対的なレギュラーに定着することはできなかった。2018年はコンサドーレ札幌、2019年は横浜F・マリノスへとレンタル移籍し、それぞれのチームで主力選手として結果を残した。

 コパ・アメリカ2019(南米選手権)に向けて、東京オリンピック世代の選手を中心に日本代表メンバーが構成され、マリノスでプレーしていた三好も招集された。これが三好にとってA代表初招集だった。第1戦のチリ戦では途中からA代表デビューを飾ると、第2戦ウルグアイ戦で先発起用され、2ゴールの活躍を披露。大会公式のマン・オブ・ザ・マッチにも選出された。

 世界が注目する舞台で活躍した三好は、ウルグアイ戦の2ゴールからおよそ2ヶ月後の8月にベルギーの古豪、ロイヤル・アントワープへと買い取りオプション付きのレンタル移籍を果たす。負傷に泣き、レギュラーシーズンはわずか14試合の出場に留まったが、クラブは翌年3月に120万ユーロ(約1.4億円)の買い取りオプションを行使。2021/22シーズンは、自身初となるUEFAヨーロッパリーグ(EL)を戦っている。

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