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Jリーグ 2年前

J1ポジション別ベストプレーヤー5選(WG編)。日本最強スピードスターに衰え知らずの天才、今季覚醒の男も!

シリーズ:J1ポジション別ベストプレーヤー text by 編集部 photo by Getty Images

Jリーグ初挑戦だった男

エウベル
【写真:Getty Images】



エウベル(横浜F・マリノス)
生年月日:1992年5月27日(29歳)
2021リーグ戦成績:37試合5得点6アシスト

 ブラジル人のエウベルは今年1月にバイーアから横浜F・マリノスに加入。開幕から数試合は左ウイング、その後は右ウイングのファーストチョイスとして活躍し、アタッキング・フットボールを支えた。最終的な成績は37試合5得点6アシストとなっている。

 非凡なスピードを活かしたドリブル突破が大きな武器だが、それだけでなくラストパスの精度も光るなど、今季はあらゆる形でチャンスに絡んだ。事実、データサイト『Sofa Score』によると、ビッグチャンス創出回数は16回でJ1トップ。キーパス数は53本でリーグ全体10位、チームではトップの成績だったという。マリノスと言えば前田大然の活躍が目立ったが、エウベルもなかなかの曲者だったと言っていいはずだ。

 レアンドロ・ダミアン、前田、マテウス、上田綺世らがJリーグ優秀選手のFW部門に名を連ねる中、エウベルの名は残念ながらなかった。しかし、選ばれていても不思議ではなかったのは事実。Jリーグ初挑戦ながらこれだけの活躍だったので、今後への期待感は膨らむばかりだ。

【了】

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