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Jリーグ 2年前

J1ポジション別ベストプレーヤー5選(WG編)。日本最強スピードスターに衰え知らずの天才、今季覚醒の男も!

シリーズ:J1ポジション別ベストプレーヤー text by 編集部 photo by Getty Images

10位以下のクラブから唯一の…

金子拓郎
【写真:Getty Images】



金子拓郎(北海道コンサドーレ札幌)
生年月日:1997年7月30日(24歳)
2021リーグ戦成績:38試合7得点2アシスト

 北海道コンサドーレ札幌に正式加入した昨季はJ1リーグ31試合出場4得点1アシストという成績だったが、プロ2年目となった2021シーズンは大きく飛躍。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の元、リーグ戦では全試合出場を達成し、シーズン途中に移籍したアンデルソン・ロペスを除けばチームトップとなる7得点をマークしている。

 最大の武器はドリブルで、縦に突破していく力強いものからキレのある切り返しなどを使ったテクニカルなものまで、豊富なパターンで数々のDFを無力化した。事実、Jリーグ公式YouTubeが6月24日に発表したドリブル成功数ランキングで、金子拓郎は他の並み居るライバルを抑え堂々のトップに立っていた。また、今季は非凡なシュートセンスも披露。とくに右45度からのフィニッシュが光っていた。

 そんな金子は今季のJリーグ優秀選手に選出。10位以下に終わったクラブから名を連ねるのは、同選手が唯一だった。これだけでも、北の大地が誇るドリブラーの今季がいかに素晴らしいものだったか分かるだろう。来季はさらに注目度は高まるはずだが、そのプレッシャーに打ち勝ち、活躍できるだろうか。

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