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Jリーグ 2年前

英国人記者が選ぶJ2ベストイレブン。未来の古橋亨梧や山根視来? 今季ブレイクした逸材たち【英国人の視点】

シリーズ:英国人の視点 text by ショーン・キャロル photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



MF:見木友哉
所属:ジェフユナイテッド千葉
年齢:23歳
J2リーグ成績:42試合14得点5アシスト

見木は今季J2で最も安定したパフォーマンスを発揮し続けた選手の一人だった。ファイナルサードで常に脅威となり、最も危険な瞬間に現れるプレーを非常に得意としている。

チーム最多の14得点でシーズンを終えるとともに5つのアシストも供給。ジェフが来季もこの選手をフクアリに引き留められるのであれば、ユン・ジョンファン監督のチームを本格的に昇格への挑戦へけん引する存在となるかもしれない。

MF:松崎快
所属:水戸ホーリーホック
年齢:24歳
J2リーグ成績:41試合8得点6アシスト

まだ少しばかり安定性には欠けるが、それも松崎の魅力のひとつだ。59ゴールを奪う一方で50失点を喫するという秋葉忠宏監督率いる水戸の意外性とカオスぶりを、様々な意味で象徴するような選手だと言える。

41試合の出場で8得点6アシストを記録し、チーム総得点の4分の1近くに関与。低い重心から俊敏なフットワークを繰り出す彼は相対するDF陣にとって悪夢のような存在に違いない。

FW:植中朝日
所属:V・ファーレン長崎
年齢:20歳
J2リーグ成績:19試合10得点1アシスト

エジガル・ジュニオや都倉賢、富樫敬真、そしてビクトル・イバルボらが序列上位を占める中で、若い植中に多くの出番が訪れるとは予想されなかった。しかし、チームの最も頼れる得点源としてシーズンを終えることになった。泥臭いターゲットマンとしてチャンスを物にする力を見せ、わずか975分間のプレーで10得点を記録。ほぼ1試合あたり1点に近いペースでゴールを重ねた。

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