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日本代表 2年前

『なんなんすかこれ…』松木安太郎氏の“名言“5選。「黙って見ましょう」「ふざロス」事変…話題を呼んだ言葉たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

日本のインターネット掲示板から誕生した様々なサッカースラングをまとめた書籍『いまさら誰にも聞けないサッカー隠語の基礎知識』より、01年以降テレビ朝日がAFC(アジアサッカー連盟)と結んできた放映権契約が終了し、最近の代表戦で見ることが少なくなった解説者松木安太郎氏の名言5選を公開!(編:サッカーネット用語辞典)

黙って見ましょう【だまってみましょう】

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【写真:Getty Images】

 黙って見ましょうとは、2011年アジアカップで松木安太郎が発した実況を黙らせるひと言である。黙って見ましょうは、2011年1月13日にカタールSC スタジアムで行われたグループリーグ第2戦、シリア対日本の最中に解説・松木安太郎の口から誕生した。

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 前半35分に長谷部誠のゴールで先制するも、後半にGK の川島永嗣が退場。さらにPK を献上し、同点にされてしまう。苦しい展開の中、後半80分に岡崎慎司がペナルティエリアで倒されPKを獲得。キッカーは本田圭佑。ここで実況が松木安太郎に対してコメントを求める。

【黙って見ましょうまでの書き起こし】

実況「PK が、まあ獲得した瞬間からボールを自分で掴んで離しませんでした、本田圭佑。これは自信があると見て松木さんよろしいですか?」

松木「黙って見ましょう……!」

 まるで解説を放棄するかと思われるひと言に視聴者の笑いを誘った。「松木仕事しろ」「クソワロタwwww」「頼むから解説してくれw」などとネット上では書き込まれた。

 また、このシリア戦では、審判の判定がめちゃくちゃだったこともあり、他にも「ふざけたロスタイム」や「なんなんすかこれ」などの名言が誕生している。

『いまさら誰にも聞けないサッカー隠語の基礎知識』

(カンゼン:刊)

編著:サッカーネット用語辞典
定価:1,760円(本体1,600円+税)
頁数:208頁

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