【写真：Getty Images】

　昨年のセレッソ大阪MF坂元達裕は、3月に日本代表初選出を果たし、6月にはデビューするなど、飛躍のシーズンを送った。Jリーグ屈指のドリブラーへと成長した坂元は、リーグ戦で6得点5アシストをマーク。中でも印象的だったゴールは、武器の1つである左足から生まれている。

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　大分トリニータとのJ1第5節は、0-0のまま試合終盤へと突入した。87分、右サイドでボールを持った坂元はフェイントを見せてからクロスを上げる。クリアされたボールを味方が拾って相手を押し込むと、再びボールを持った坂元が左足を振り抜く。強烈なシュートは左のポストへ当たり、ゴールへと吸い込まれた。

　GKにとっては防ぎようのない完璧なゴールだった。今季もその左足から生まれるプレーに目が離せない。