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ジュビロ磐田新外国籍選手、ドゥドゥはどんな選手? ブラジルでの経歴、実績、日本代表との対戦歴は…

text by 編集部 photo by Getty Images

ジュビロ磐田
ジュビロ磐田



 J1のジュビロ磐田は、ブラジル人MFドゥドゥの加入合意を12月29日に発表した。2022シーズンの新外国人選手となるドゥドゥとはどのような選手だろうか。

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 ドゥドゥは1997年2月1日生まれの24歳。ブラジルのヴィラ・ノヴァFCからの完全移籍で磐田に加入する。フルネームは「ルイス・エドゥアルド・フレウリ・パシェコ」だが、愛称としてドゥドゥあるいはドゥドゥ・パシェコと呼ばれている。

 2014年にヴィラ・ノヴァでデビューしたドゥドゥはブラジル全国選手権2部や州リーグなどでプレー。2017年には国内の名門グレミオへと移籍したが、3年間籍を置いたこのクラブでは公式戦1試合の出場にとどまった。

 複数クラブへのレンタルを経て、2019年にはゴイアス州2部のジャラグアECというクラブに加入。このチームの所属選手を中心として構成された2019年ユニバーシアードブラジル代表メンバーにも選出された。

 ナポリで開催された大会で、ドゥドゥは準決勝でゴールを挙げるなどブラジルにとって初となる決勝進出に貢献。日本代表と対戦した決勝でも1ゴールを挙げたが、三笘薫や旗手怜央、上田綺世らを擁した日本が上田のハットトリックと旗手のゴールにより4-1の勝利で優勝を飾った。

 2020年に復帰したヴィラ・ノヴァでは主力として活躍し、ブラジル3部リーグでの優勝と2部昇格に大きな役割を果たした。「昨季のセリエC(3部)タイトルを獲得する上でも、2021シーズンのセリエB(2部)での戦いにおいても重要な影響力を持った」とブラジル『グローボ』は伝えている。

 ブラジル北部・中西部のカップ戦「コパ・ヴェルジ」の決勝進出にも貢献したが、12月に行われた決勝は負傷のため欠場。右膝の関節鏡手術を受けたが、12月初旬の時点で復帰まで30~40日程度という見通しが示されており、日本での新シーズン開幕までにはコンディションが整うと期待できそうだ。

【了】

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