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史上最高額の日本人は誰だ? サッカー選手歴代市場価値ランキング36~40位。違約金72億円の男にドイツで日本人初の快挙を成し遂げた最強ストライカーとは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

39位:様々なポジションでプレー可能な守備職人

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【写真:Getty Images】


MF:細貝萌(レバークーゼン)
最高市場価値:350万ユーロ(約4.2億円)
更新日:2013年1月13日(当時26歳)

 2005年に浦和レッズでプロデビューを飾った細貝萌は、本職のボランチ以外にもCBやSBでもプレーできるユーティリティー性が買われてあらゆるポジションで試合に出場した。デビュー4年目の2008シーズンよりボランチのレギュラーの座を掴むと、2010年9月に代表監督に就任したアルベルト・ザッケローニの下では日本代表の常連となった。

 所属クラブ、そして代表でも試合に出場し始めた細貝は、2010シーズン終了後にドイツ、ブンデスリーガに所属するレバークーゼンへと完全移籍を果たした。レバークーゼン加入と同時に12年夏までの1年半はブンデスリーガに所属するアウクスブルクへとローン移籍することとなり、2011/12シーズンはリーグ戦で32試合に出場した。

 アウクスブルクへの1年半に渡るローン移籍よりレバークーゼンに復帰した2012/13シーズンは、主力の負傷離脱もあり左SBのレギュラーに定着。前半戦終了時点で12試合に出場し、市場価値は13年1月に自身最高額となる350万ユーロ(約4.2億円)まで上昇した。

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