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トラブルメーカー? 韓国の問題児5人。伸び悩む“韓国のメッシ”、W杯で名DFの後頭部を蹴り上げた男とは?

シリーズ:問題児5人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:イ・チョンス

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【写真:Getty Images】


生年月日:1981年7月9日
主な在籍クラブ:蔚山現代、レアル・ソシエダ、フェイエノールト、大宮アルディージャ
代表歴:78試合10得点6アシスト

 母国の蔚山現代やスペインのレアル・ソシエダ、オランダのフェイエノールトなどでキャリアを積み、2010年夏から1年半にわたって大宮アルディージャでもプレーしたのがイ・チョンスだ。韓国代表でも80試合近くプレーした同選手は、地元開催だった2002年のワールドカップで物議を醸す事件を起こしている。

 日韓ワールドカップ決勝トーナメント1回戦イタリア戦にて途中出場を果たしたイ・チョンスは、相手のキャプテンであるパオロ・マルディーニがスライディングをした時に後頭部を蹴り上げたのだ。この事件から約20年後の21年2月には本人がこのプレーを「意図的にやった」と認めたことでさらに炎上する事態となっている。なお、この一連のラフプレーではイエローカードすら提示されていない。

 母国の仁川ユナイテッドに所属していた2013年には、練習終了後にチームメイトと訪れた飲食店で客に暴行を加えたとして書類送検されている。また、事件の当初は事実と異なる虚偽の報告をしていたため、後にさらなる批判を浴び、クラブに出場停止処分や高額な罰金、100時間の社会奉仕活動などの厳しい罰則を科せられた。

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