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日本代表 2年前

サッカー日本代表、ベトナム代表戦スタメン案全選手紹介&フォーメーション。久保建英、三笘薫、旗手怜央らにチャンスを!

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

RSB:山根視来(川崎フロンターレ)

山根視来
【写真:Getty Images】


生年月日:1993年12月22日
日本代表通算成績:7試合1得点

 湘南ベルマーレから移籍した川崎フロンターレで不動の存在となり、日本を代表するDFへと成長。今や、森保ジャパンにおける“右サイドバックの2番手”という地位を確立したと言っていいだろう。最大の武器は非凡なドリブル、パス、クロスを駆使し、最終ラインから違いを作り出せること。その攻撃センスは代表不動の右SB酒井宏樹にも決して劣っていない。

 24日のオーストラリア代表戦では不在の酒井に代わりスタメン出場。すると試合終盤、守田英正との連係から右サイドを崩し、最後は三笘薫の決勝ゴールをお膳立てするなど、2-0勝利に大きく貢献することになった。迎えるベトナム代表戦でも、山根視来の起用を推したい。攻める時間が多くなるはずなので、同選手の攻撃センスはより活きるはずだ。

CB:吉田麻也(サンプドリア/イタリア)

吉田麻也
【写真:Getty Images】

生年月日:1988年8月24日
日本代表通算成績:114試合11得点

 前回シリーズは怪我のため不在となったが、今シリーズで復帰。24日に行われたオーストラリア代表戦でキャプテンマークを巻き先発出場を果たした。パスミスが散見されたり、軽い対応もあったりと本調子とは言い難かったものの、随所でさすがの守備対応を披露。結果、オーストラリア代表に1点も与えず、日本代表を7大会連続のワールドカップ出場に導いた。

 シャルケの板倉滉がすでにチームを離脱。さらに、名古屋グランパスの中谷進之介が27日の練習でチーム本隊から離れホテル調整を行ったよう。そのため、29日のベトナム代表戦は消化試合となるものの、再び吉田麻也の力が必要になってきそうだ。リーダーとして最後までチームをまとめ上げ、ホームサポーターに改めてカタール行きの報告をしてほしいところである。

CB:谷口彰悟(川崎フロンターレ)

谷口彰悟
【写真:Getty Images】

生年月日:1991年7月15日
日本代表通算成績:7試合0得点

 J1王者・川崎フロンターレを後方から支える守備職人であり、森保ジャパンにはコンスタントに名を連ねている。吉田麻也と冨安健洋の絶対的コンビが不在となった前回シリーズでは中国代表戦、サウジアラビア代表戦ともに先発出場を果たし、板倉滉と共に2試合クリーンシートを達成。ビルドアップ時にも存在感を示したなど、評価を高めた。

 ワールドカップ出場が懸かった大一番のオーストラリア代表戦では板倉・吉田に先発の座を譲り、残念ながらピッチに立つことはできなかった。しかし、板倉が不在となるベトナム代表戦ではかなり高い確率で出番を得ることができるだろう。W杯メンバー入りに向け、前回シリーズ2試合のような好パフォーマンスを示してほしいところである。

LSB:中山雄太(ズヴォレ/オランダ)

中山雄太
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年2月16日
日本代表通算成績:12試合0得点

 東京五輪(東京オリンピック)前は批判を浴びることも多かった中山雄太だが、本大会ではその雑音をかき消すほどのパフォーマンスを披露。左サイドバックとして全試合に出場し、ディエゴ・ライネスやフロリアン・トバンといった実力者と互角以上に渡り合った。その活躍は森保一監督の眼にもしっかりと映っており、今やフル代表の常連メンバーの一人となっている。

 中山はここまでFIFAワールドカップカタール2022・アジア最終予選で7試合に出場しているが、そのすべてが途中出場となっているなど、長友佑都の牙城を崩すほどのアピール機会が与えられていない。だからこそ、ベトナム代表戦ではスタートからのプレーがみたいところである。堅実な守備だけでなく、攻撃面でも輝けるかが今後のスタメン奪取へのカギとなるだろう。

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