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日本代表 2年前

サッカー日本代表、ベトナム代表戦スタメン案全選手紹介&フォーメーション。久保建英、三笘薫、旗手怜央らにチャンスを!

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

RWG:久保建英(マジョルカ/スペイン)

久保建英
【写真:Getty Images】


生年月日:2001年6月4日
日本代表通算成績:14試合0得点

 久保建英は現在、FIFAワールドカップカタール2022・アジア最終予選で2試合連続ベンチに終わっている。同じ右ウイングのライバルである伊東純也が攻守においてハイパフォーマンスを発揮しているため、なかなかその壁を乗り越えられずにいるのだ。しかし、消化試合となるベトナム代表戦は、そんな久保にとって大きなチャンスと言えるだろう。

 爆発的なスピードで縦に抜ける伊東とは違い、久保は足元のテクニックを駆使したカットインからのスルーパスやシュートで違いを作り出せる。ゴール前に人数を集めてくるであろうベトナム代表の守備をこじ開けるには、同選手のそうした個人技はキーになるだろう。ぜひ長い時間ピッチに立ち、ゴールやアシストという目に見える結果を出してほしいところだ。

CF:上田綺世(鹿島アントラーズ)

上田綺世
【写真:Getty Images】

生年月日:1998年8月28日
日本代表通算成績:7試合0得点0アシスト

 今季、鹿島アントラーズで良いスタートを切った上田綺世は、24日に行われたオーストラリア代表戦で浅野拓磨に代わり途中出場。プレータイムは限られたものの、振りの速いシュートからGKマシュー・ライアンを脅かしたり、鋭いボール奪取もみせるなど存在感を示した。迎えるベトナム代表戦では、スタートからの起用を推薦したいところである。

 大迫勇也のようなポストプレーはあまり持ち味としていないが、動き出しやポジショニングのセンスは抜群で、水準以上のスピードも兼備。そして何よりシュートパターンが豊富と、ストライカーとしてのスキルは日本でも屈指のものがある。右ウイングに推薦している久保建英らとの連係も非常に楽しみで、この一戦をキッカケに新たなホットライン開通もあるかもしれない。

LWG:三笘薫(ユニオン・サン=ジロワーズ/ベルギー)

三笘薫
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年5月20日
日本代表通算成績:2試合2得点

 24日は、日本中が「三笘薫」に沸いた。敵地でのオーストラリア代表戦、三笘は84分にピッチに立つと、そのわずか5分後に山根視来からのクロスを押し込み先制点を奪取。そしてアディショナルタイムには、左サイドから圧巻のドリブルで相手守備陣を切り裂き、単独で2点目を奪ってしまった。この活躍により、日本代表は7大会連続となるワールドカップ出場を掴んでいる。

 迎えるベトナム代表戦では、ぜひ三笘のプレーをスタートから見たいところである。オーストラリア代表戦の2点目で見せたようなキレキレのドリブルは、ベトナム代表のDF陣にとっても大きな脅威となるだろう。また、インサイドハーフでの先発起用を推す旗手怜央や右ウイングでの起用を推す久保建英らとの連係にも期待したい。

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