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「チグハグ感予想していた」サッカー日本代表主将・吉田麻也、ベトナム戦ドローを嘆くも「課題が出たのは悪くない」【W杯アジア最終予選】

text by 編集部 photo by Shinya Tanaka

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吉田麻也
【写真:田中伸弥】



ベトナム戦で同点弾の吉田麻也

【日本 1-1 ベトナム 2022年カタールW杯アジア最終予選】

 カタールワールドカップアジア最終予選のサッカー日本代表対ベトナム代表が29日に行われた。試合は1-1の引き分けに終わった。DF吉田麻也が試合後にコメントを残した。



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 吉田は1点ビハインドで迎えた54分に同点弾を決めて、この一戦で日本唯一の得点を決めた。

 吉田は試合後、「もちろん勝って終わりたかった」と結果への失望を口にしつつ、「メンバーを大幅にかえたので、チグハグ感が出ることは予想していた。そこを含めてチャレンジの試合と位置づけてやった」とコメント。「失点してから得点を奪うまでに時間がかかってしまった。課題は残る。6月に向けて課題が出たのは悪くないことじゃないかなと思います」と前向きに考えている。

 カタール行きを決めたあとでのホームゲームには、多くの観客が詰めかけた。吉田は、「勝ちをお届けできなかったのは申し訳ないと思う」と謝罪。「予選10試合を通して、本当に苦しい中でサポーターの声援が大きな力になった。そのおかげで予選突破という目標をクリアすることができた」と、これまでの声援に改めて感謝を伝えた。その上で、「カタールでベスト8という目標に向かっていくために、ここからさらに前進していかなければいけない。また皆さんの応援を必要としているのでよろしくお願いします」と、本番に向けてさらなる後押しを求めた。

 吉田は各々がそれぞれのクラブで充実したシーズンを過ごすことが重要だと主張し、「9月(の代表戦)は(ワールドカップの)直前なので、6月が最後のチャレンジの場。そこに良い状態で臨むことが大事」とコメント。本番に向けてさらにレベルアップすることを誓っている。

【了】

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