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世界最高のセンターバックは誰だ? サッカー選手能力値ランキング6~10位。フィジカルで最高値を叩き出した怪物とは?(21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

6位:アイメリク・ラポルテ(スペイン代表/マンチェスター・シティ)

ラポルテ
【写真:Getty Images】


生年月日:1994年5月27日
市場価格:4500万ユーロ(約54億円)
20/21リーグ戦成績:16試合0得点0アシスト

 4歳の時にフランス領バスク地方の中心都市バイヨンヌに移住したアイメリク・ラポルテは、10年にアスレティック・ビルバオの下部組織に入団。クラブ史上2人目となるスペイン国外出身の選手(21年夏にスペインへと国籍を変更)としてプロデビューを飾り、2013/14シーズンには19歳の若さでラ・リーガのベストイレブンに選出された。こうした活躍から注目を集め、18年1月にマンチェスター・シティが契約解除金の満額である6500万ユーロ(約78億円)をビルバオに支払ったことで移籍が成立した。

 貴重な左利きCBであるラポルテの最大の特徴は「パス」精度の高さだ。能力値は「80」とCBではダビド・アラバとレオナルド・ボヌッチと並んでトップタイの数値となっている。近い距離でのパス交換はもちろん、対角線へのサイドチェンジや縦パスなどの精度が高く、攻撃面でもチームに貢献することができる貴重な存在だ。

 もちろんCBとして欠かせない「守備力」も87と高い数値となっている。「空中戦」の強さを活かしたセットプレーでも強さを発揮し、2020/21シーズンのカラバオ・カップ決勝では決勝ゴールを決めるなど大一番でも結果を残すことができる選手だ。

 昨季はルベン・ディアスの加入とジョン・ストーンズの復活に伴い、シティ加入後ワーストの出場試合数に留まったが、逆に今季は両者が負傷離脱をしており、ラポルテがCBで最も多い試合に出場。チームの主軸へと返り咲いた男に対し、ジョゼップ・グアルディオラ監督は「(ラポルテは)世界最高の左利きCBだ」とこれ以上ない賛辞を送っている。

【了】

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