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世界最高のトップ下は誰だ! サッカー選手攻撃的MF能力値ランキング16〜20位。復活したブラジルの至宝、プレミア適応に苦しむレフティも(21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

19位:フロリアン・ヴィルツ(ドイツ代表/レバークーゼン)

ヴィルツ

【写真:Getty Images】


生年月日:2003年5月3日
市場価格:7000万ユーロ(約84億円)
20/21リーグ戦成績:29試合5得点6アシスト

 ケルンの下部組織出身であるフロリアン・ヴィルツは、トップチームデビュー前の20年冬にレバークーゼンへと移籍。カイ・ハフェルツを上回る17歳15日というクラブ史上最年少でブンデスリーガデビューを果たし、17歳34日でのブンデスリーガ最年少初ゴール記録を樹立した。ハフェルツがチェルシー移籍後はレバークーゼン攻撃陣の中心となっており、ドイツ代表でも10代にして常連となっている。

 ヴィルツはゴール前で決定的な仕事に絡める選手であり、フィニッシャーとしてもチャンスメイカーとしても機能する。それを可能にしているのが高い足下の技術と正確無比な右足での「パス」だ。「テクニック」は「88」と彼の能力値で最も高い数値を叩き出している。相手DFの股を抜くプレーはお手の物だ。

 また、視野の広さもヴィルツの強みであり、高い「テクニック」と「ドリブル」で相手選手からの注意を引いてはフリーとなっている選手を見つけて「パス」を出して局面を打開することを得意としている。まだ10代だが「IQ」は「85」とかなり高い数値となっていることからも、創造性豊かなプレーでチャンスを演出できることがわかるだろう。

 一方で「フィジカル」は「60」、空中戦は「45」とどちらの能力値もかなり低い数値となっている。上背はあるが体の線は細く、こうした「フィジカル」系の能力は年齢を重ねるごとに徐々に改善されるだろう。

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