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セリエA 2年前

21/22シーズン、ユベントス全選手パフォーマンス査定。ポジション別に5段階評価、A評価となったのは?

シリーズ:欧州ビッグクラブ21/22パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by Getty Images

MF

マヌエル・ロカテッリ
【写真:Getty Images】


マヌエル・ロカテッリ(イタリア代表)
生年月日:1998年1月8日
21/22リーグ戦成績:30歳3得点4アシスト
21/22欧州CL成績:7試合0得点0アシスト
21/22カップ戦成績:4試合0得点1アシスト
評価:B

 ユーロ(欧州選手権)で大活躍した後、ユベントスに加入した。すぐにマッシミリアーノ・アッレグリ監督の信頼を掴み取ってレギュラーの座に君臨し、各コンペティションで満足いく出場機会を得ることに成功。リーグ戦では3得点2アシストの成績を残している。終盤、怪我に泣かされたのは残念だったが、1年目としては評価できるだろう。

アドリアン・ラビオ(フランス代表)
生年月日:1995年4月3日
21/22リーグ戦成績:31試合0得点2アシスト
21/22欧州CL成績:7試合0得点0アシスト
21/22カップ戦成績:5試合0得点0アシスト
評価:B

 今シーズン序盤は怪我に泣かされてしまったが、中盤戦以降は高い稼働率を誇っている。マッシミリアーノ・アッレグリ監督の元では中盤底だけでなく、左サイドハーフや右サイドハーフとしてもプレーするなど、プランの変化に応じて柔軟にプレーした。公式戦での得点数は0と派手な活躍はなかったが、献身性を考えればB評価が妥当だろう。

デニス・ザカリア(スイス代表)
生年月日:1996年11月20日
21/22リーグ戦成績:9試合2得点1アシスト
21/22欧州CL成績:1試合0得点0アシスト
21/22カップ戦成績:3試合0得点0アシスト
評価:C

 今冬、ボルシア・メンヒェングラードバッハからユベントスに加入した。デビュー戦となったセリエA第24節エラス・ヴェローナ戦でいきなりゴールとスタートは上々だったが、その後怪我をしてしまったのが痛手となり、なかなか波に乗り切れなかった印象が強い。もちろん期待外れではなかったが、評価はB寄りのCとしたい。

ウェストン・マッケニー(アメリカ代表)
生年月日:1998年8月28日
21/22リーグ戦成績:20試合3得点0アシスト
21/22欧州CL成績:6試合0得点0アシスト
21/22カップ戦成績:1試合0得点0アシスト
評価:C

 マッシミリアーノ・アッレグリ監督の元、コンスタントに出場機会を得ていた1人。中盤と両サイドハーフでプレーし、豊富な運動量と走力を活かして攻守に渡り奮闘した。しかし、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の1stレグ、ビジャレアル戦で負傷し、そのまま一足先に今シーズンを終えてしまったのは非常に残念だった。

ロドリゴ・ベンタンクール(ウルグアイ代表)
生年月日:1997年6月25日
21/22リーグ戦成績:19試合0得点2アシスト
21/22欧州CL成績:5試合0得点1アシスト
21/22カップ戦成績:1試合0得点0アシスト
評価:C

 出場機会を得られていなかったわけではない。しかし、中盤底の選手としてマッシミリアーノ・アッレグリ監督を満足させるだけのプレゼンスは示せず、冬にトッテナムへと移籍している。非常に好青年で、ユベンティーノから愛される存在だったのは紛れもない事実だ。

アルトゥール(ブラジル代表)
生年月日:1996年8月12日
21/22リーグ戦成績:20試合0得点0アシスト
21/22欧州CL成績:6試合0得点0アシスト
21/22カップ戦成績:4試合0得点1アシスト
評価:D

 ユベントス在籍2年目の今季もあまりパッとしなかった。怪我でシーズンのスタートダッシュに失敗しており、その後はベンチを温める日々がほとんど。ウェストン・マッケニーやデニス・ザカリアの負傷が重なった時期はスタメン起用も増えたが、相変わらず無難なパスに終始しており、チームのアクセントになっていたとは言い難かった。

アーロン・ラムジー(ウェールズ代表)
生年月日:1990年12月26日
21/22リーグ戦成績:3試合0得点0アシスト
21/22欧州CL成績:2試合0得点0アシスト
21/22カップ戦成績:0試合0得点0アシスト
評価:E

 怪我の影響などもあってマッシミリアーノ・アッレグリ監督の信頼は掴めず、1月には公の場で「移籍前提の選手」と言われてしまった。そして冬の移籍期間ギリギリでレンジャーズに買い取りオプション付きレンタルで旅立った。ユベントスの今季公式戦出場数はたった5試合だった。

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