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VAR判定で劇的決着!ヴィッセル神戸は最下位転落、FC東京と柏レイソルはドロー【J1第14節結果】

text by 編集部 photo by Getty Images

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湘南ベルマーレ対ヴィッセル神戸
【写真:Getty Images】



イニエスタの劇的同点弾かと思われたが…

 明治安田生命J1リーグ第14節の試合が21日に各地で開催されている。15時キックオフのカードとしては2試合が行われた。



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 3連敗中のFC東京はホームで柏レイソルと対戦。前半は支配率やシュート数で上回るFC東京がやや優勢に試合を進めるも、両チーム無得点でハーフタイムを迎える。

 柏はマテウス・サヴィオの長距離FKがクロスバー直撃、FC東京もアダイウトンの強烈なシュートがバーを叩くなどお互いゴールに迫りながらも0-0で終盤へ。90分には柏がついに先制点を奪ったかに見えたがVARによるハンド判定で無効とされ、結局スコアレスドローに終わった。

 湘南ベルマーレ対ヴィッセル神戸戦は自動降格圏に沈む2チームの最下位攻防戦。まだシーズンは前半戦とはいえ16位以上との差は開きつつあり、降格回避に向けてどちらもこれ以上負けられない。

 前半40分に先制点を奪ったのはホームの湘南。杉岡大暉のミドルがGK前川黛也に弾かれたあと、こぼれ球に詰めていた町野修斗がすかさずゴールネットへ押し込んだ。

 町野は後半立ち上がりにも神戸のバックパスを奪ってGKをかわし2点目を流し込む。神戸もアンドレス・イニエスタのCKから菊池流帆のヘディング弾で1点を返したが、追いつくことができないまま後半アディショナルタイムを迎える。

 ラストプレーとなった99分、ゴール前のFKからアンドレス・イニエスタの放ったシュートが壁の間を抜けてゴールネットを揺らす。だがボールは武藤嘉紀の腕に当たっていたとしてVAR判定で得点は無効に。スコアは2-1で変わらず湘南が5試合ぶりの今季2勝目を挙げ、敗れた神戸は最下位転落となった。

【了】

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