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欧州4大リーグでブレイクしかけたものの、第一線から消えて久しい選手というのは数多くいる。いくら才能があっても、トップレベルの厳しい世界で生き残っていけるのは一握りだけだ。今回はかつてワールドクラスのポテンシャルを秘めると高く評価されていた元逸材たちの中から、転落ぶりが著しい11人の選手たちを紹介する。

GK

シモーネ・スクフェット
【写真:Getty Images】



シモーネ・スクフェット(イタリア)
生年月日:1996年5月31日
現所属クラブ:APOEL(キプロス1部)

2014年2月1日、スクフェットは負傷したGKゼリコ・ブルキッチの代役としてトップチームデビューを飾る。正守護神が試合直前に負傷したことによる緊急出場ではあったが、17歳でセリエA初出場を果たし、その後もシーズン終了まで定位置を譲らなかったことで評価は急速に高まった。

しかし、デビューシーズンが終了した直後のオフにアトレティコ・マドリーへの移籍話を断ったことで所属するウディネーゼとの関係が悪化。ここから各年代のイタリア代表に名を連ね、A代表合宿にも招集された神童の苦難が始まる。

2014/15シーズンは再び控えに降格し、2015/16シーズンはセリエBのコモへ武者修行へ。1年でウディネーゼに復帰してもベンチ生活から抜け出せず飼い殺し状態が続いた。20代序盤の最も成長できる時期をフイにしてしまったのだ。2018/19シーズンはトルコのカシムパシャへ期限付き移籍し、翌シーズンもセリエBのスペツィアに貸し出された。2021年8月にキプロスのAPOELに完全移籍。ようやくウディネーゼの呪縛から抜け出すこととなったが、特大の才能は埋もれたままで終わってしまのか。

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