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【前半速報】サッカー日本代表、パラグアイ代表から先制! 新戦力・伊藤洋輝が左SBで躍動、代表復帰の鎌田大地も溌剌【キリンチャレンジカップ2022】

text by 編集部 photo by JFA

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【写真提供:JFA】



日本代表、パラグアイ代表と対戦

【日本 2-0 パラグアイ キリンチャレンジカップ2022】

 サッカー日本代表は2日、キリンチャレンジカップ2022でパラグアイ代表と対戦している。



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 森保一監督が選んだ日本代表の先発メンバーには、カタールワールドカップに向けてより一層のアピールが必要な選手たちが数多く起用された。初招集のDF伊藤洋輝が左サイドバックでA代表初先発を飾り、中盤ではMF原口元気とMF鎌田大地がインサイドハーフに。左ウィングにMF三笘薫、右ウィングにMF堂安律と東京五輪世代のアタッカーも先発に名を連ねた。

 開始5分、日本は左サイドをコンビネーションで崩して伊藤がマイナス方向へ折り返すと、中央に絞っていた堂安が果敢にシュートを放つ。際どいコースに飛んだシュートだったが、これはパラグアイのGKサンティアゴ・ロハスのファインセーブに阻まれてしまった。

 直後のコーナーキックでもゴールまであと一歩のチャンスを作った日本は主導権を握って試合を進めていく。11分にはMF遠藤航のロングパスを起点にチャンスを生み出す。左サイドの深い位置でボールを持った三笘がドリブルで仕掛けて折り返し、鎌田がフィニッシュ。しかし、完璧な崩しからのシュートは左ゴールポストに当たってしまった。

 その後も日本がボールを持つ時間が長く、パラグアイ代表は少ないチャンスを生かそうと懸命に反撃してくる。29分にはDFブラス・リベロスが左足の強烈なミドルシュートを放ち、30分にはMFオスカル・ロメロの直接フリーキックがゴールを強襲した。それでも日本はゴールを許さず。2本ともGKシュミット・ダニエルが横っ飛びでセーブし、スタジアムを沸かせた。

 そして、36分に待望の先制点が生まれる。伊藤のロングパスで一気に前線へ展開すると、FW浅野拓磨が相手ディフェンスと競り合いながら落とし、ボールは鎌田のもとへ。ドリブルで少し運んだ鎌田はゴールに向かって走っていた浅野の足もとに絶妙なスルーパスを通し、最後は“ジャガー”がGKをあざ笑うかのようなループシュートでゴールネットを揺らした。

 浅野のゴールで先手を取った日本は、勢いに乗って追加点も奪う。42分、右サイドの堂安が左足で上げたクロスに中央で鎌田が合わせると、ヘディングシュートはGKに当たってゴールの中へ。一気にリードを2点に広げた。

 鎌田は前半だけで1得点1アシスト。他の選手たちも後半にさらなる期待を抱かせる好パフォーマンスを披露し、試合は日本の2点リードでハーフタイムへと突入した。

【得点者】
36分 1-0 浅野拓磨(日本)
42分 2-0 鎌田大地(日本)

【了】

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