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世界最悪の暴落は? 21/22シーズン、サッカー選手市場価値ダウン額ランキング6〜10位。初の挫折を経験したイタリア代表、マンU26歳は価値が半減…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

9位:ジャンルイジ・ドンナルンマ(PSG/イタリア代表)

ジャンルイジ・ドンナルンマ
【写真:Getty Images】


生年月日:1999年2月25日(23歳)
市場価値の減少額:1500万ユーロ(約21億円/23.1%DOWN)
市場価値の変動:6500万ユーロ(約92億円)→5000万ユーロ(約71億円)
2021/22リーグ戦成績:16試合17失点

 イタリア代表のGKジャンルイジ・ドンナルンマにとっては、キャリアで初めてとも言える苦しいシーズンになった。

 ミランの下部組織で育ったドンナルンマは、クラブとの契約を延長せず、移籍を決断。しかし、新天地PSGではGKケイロル・ナバスと併用という形になり、定位置確保には至らなかった。時折失点に直結するミスもあり、誰もが認める正守護神というパフォーマンスではなかったことは否めない。

 PSG加入時に6500万ユーロ(約92億円)とされていた市場価値は5000万ユーロ(約71億円)まで下落。デビューから順調に右肩上がりを続けてきたドンナルンマの価値が初めて大きく下がった。

 23歳という若さ、初のイタリア国外挑戦など、エクスキューズはある。だが、世界トップレベルのGKになると評価されてきた特別な才能なだけに、PSG1年目の出来には不満が残るところだろう。

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