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日本代表 2年前

サッカー日本代表、W杯行き急浮上の5人。E-1サッカー選手権2022でアピールに成功した男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部

MF:藤田譲瑠チマ(横浜F・マリノス)


【写真:田中伸弥】


生年月日:2002年2月16日(20歳)
2022リーグ戦成績:17試合0得点1アシスト
E-1成績:2試合0得点2アシスト

 フィールドプレー最年少で選出された藤田譲瑠チマは、今大会でベテランのような成熟したプレーを見せた。第1戦と第3戦に先発起用され、中盤の底でこれでもかというほど才能を見せつけた。

 カバーエリアの範囲が広く、ピッチの至るところに顔を出してプレーに関わる。鋭いタックルでボールを奪い、幾度となく攻撃の起点となっている。韓国代表戦では小池龍太のパスを受けてクロスを上げ、相馬勇紀の先制ゴールをアシスト。機を見た攻撃参加は日本代表の攻撃に厚みを加えていた。

 J1リーグで首位を走る横浜F・マリノスに今季加入した藤田はまだ20歳。6月にはAFC U-23アジアカップにU-21日本代表として出場し、キャプテンマークを巻いてチームを統率した。成長著しい20歳は今大会の活躍により、守田英正や遠藤航が君臨する日本代表の中盤争いの挑戦状を獲得している。

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