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宮市亮に「本当に申し訳ない」。サッカー日本代表戦で前十字じん帯断裂、交錯した韓国代表DFが心境語る

text by 編集部 photo by Shinya Tanaka

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【写真:田中伸弥】



宮市亮へ「申し訳ない」

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の東地区ノックアウトステージが18日に開幕する。ラウンド16で大邱FCと対戦する全北現代モータースは、17日に公式記者会見を行った。



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 選手代表として登壇した全北現代のDFキム・ジンスは「明日の試合は何があっても勝たなければならない。そのためのいい準備ができていると思う。もう引き下がることはできない」とベスト8進出への決意を語った。

 同選手は7月のEAFF E-1サッカー選手権2022決勝大会に韓国代表として出場。同月27日に行われたサッカー日本代表戦にも先発出場した。その試合の後半、横浜F・マリノスに所属する日本代表FW宮市亮が右ひざ前十字じん帯を断裂した際に交錯したのがキム・ジンスだった。

「宮市にはすでに謝罪の意思を伝えた。本当に申し訳ないことをしたと思っている。でも、サッカーでは起こりうることであり、仕方なかった」

 17日の記者会見の中で、キム・ジンスは改めて宮市に対して謝罪の言葉を述べた。一瞬の接触が結果的に大怪我につながってしまったが、故意のラフプレーではなく、お互いに全力でプレーしたが故のアクシデントだった。

 なお、決勝トーナメントを勝ち進めば、全北現代とキム・ジンスはグループステージでも対戦したマリノスと再び相対する可能性がある。

(取材・文:舩木渉)

【了】

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