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アビスパ福岡、DF柳貴博の北海道コンサドーレ札幌からの期限付き移籍を解除。酒気帯び運転の不祥事で

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



福岡ではリーグ戦10試合出場

 北海道コンサドーレ札幌からの期限付き移籍でアビスパ福岡に在籍したDF柳貴博は、酒気帯び運転の不祥事により期限付き移籍が解除されることが決定した。29日に両クラブより発表が行われている。



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 福岡の発表によれば、柳は26日深夜から自宅で飲酒。翌27日朝に自家用車でクラブハウスへ向かったが、交差点で信号待ちの際に居眠りをし、駆け付けた警察官の呼気検査によって基準値を超えるアルコールが検知されたと説明している。

 酒気帯び運転の道路交通法違反により任意捜査を受けた同選手に対し、クラブは28日付で期限付き移籍を解除することを決定。「この度の不祥事により、弊クラブにご支援をいただいておりますスポンサー、ファン、サポーターの皆様をはじめ、関わる全ての皆様へご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と川森敬史代表取締役社長はコメントを述べている。

 札幌側は、福岡および柳との間では今季の期限付き移籍終了後に2023年2月からの完全移籍についても合意していたことを明かした上で、「現所属クラブであるアビスパ福岡様の意思決定である選手契約解除を、北海道コンサドーレ札幌としても尊重いたします」と発表を行っている。

 現在25歳の柳は今季序盤戦を札幌で戦ったあと3月28日に福岡へ期限付き移籍。福岡ではJ1で10試合、JリーグYBCルヴァンカップで2試合、天皇杯で3試合に出場していた。

【了】

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