フットボールチャンネル

日本代表 1年前

ピンチ!? サッカー日本代表で評価を落とした5人。9月のラストサバイバルで爪痕を残せず

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部

FW:南野拓実


【写真:Getty Images】


生年月日:1995年1月16日
代表通算成績:43試合17得点
9月シリーズ成績:1試合0得点(出場67分)

 かつては日本代表で不動のトップ下に君臨した南野拓実が苦しんでいる。21/22シーズンはリバプールで少ない出場機会の中で結果を残していたが、今夏からプレーするASモナコで厳しい立場に置かれている。18日のスタッド・ランス戦で初ゴールを決めるまで、公式戦6試合は無得点が続いていた。リーグ戦では8試合を消化した時点で先発出場はわずか2試合に留まっている。

 日本代表での立場も決して芳しくはない。9月シリーズで日本代表は布陣を4-2-3-1に戻したが、ベストメンバーと思しきアメリカ合衆国代表戦でトップ下に起用されたのは鎌田大地だった。南野はエクアドル代表戦でトップ下に起用されたが、67分に鎌田と交代でピッチを後にした。背番号10は味方との連係に苦しみ、激しいプレスに潰されていた。

 大迫勇也と並び森保ジャパン最多となる17得点を挙げているものの、カタールワールドカップアジア最終予選ではわずか1得点と苦しんだ。現状では鎌田に次ぐトップ下の2番手でワールドカップに進むのが濃厚とみられ、ラストチャンスとなった9月シリーズでもアピールに失敗。かつての先人と同様に背番号10はワールドカップで輝けないのだろうか。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top