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サンフレッチェ広島が甲府の待つ決勝へ!延長激闘の末京都サンガを下す【天皇杯準決勝】

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



ナッシム・ベン・カリファが決勝弾

【京都サンガF.C. 1-2 サンフレッチェ広島 天皇杯準決勝】

 天皇杯JFA第102回全日本サッカー選手権大会準決勝の京都サンガF.C.対サンフレッチェ広島戦が5日に行われ、延長戦の末に2-1で広島が勝利を収めた。



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 京都はJ1で残留争いに巻き込まれ苦戦しながらも天皇杯4強に進出。一方の広島はJ1上位を争い、ルヴァンカップでも決勝進出を果たすなど充実のシーズンをタイトル獲得という結果に繋げたいところ。

 広島は前半から優位に立ち京都のゴールを脅かす。11分にはドウグラス・ヴィエイラの鋭いシュートがわずかにポスト右へ。27分にもD・ヴィエイラが決定的チャンスを迎えたが、GKマイケル・ウッドが1対1の好セーブで先制点を阻んだ。

 さらに押し込む広島は35分を過ぎたところで、京都エリア内でメンデスにハンドがあったとしてVAR判定の末にPKを獲得。D・ヴィエイラがこれをゴール左下へ決め、1点リードで前半を折り返す。

 だが後半に入りピーター・ウタカのシュートなどで広島ゴールに迫った京都も、79分に試合を振り出しに戻すことに成功。エリア右にこぼれた浮き球を交代出場のイスマイラが豪快に叩き込んだ。

 試合は1-1で延長へもつれ込んだが、延長前半5分にはエゼキエウのヒールパスでエリア右に抜け出したナッシム・ベン・カリファがゴール左隅へのシュートを流し込んで広島が再び勝ち越し。そのまま2-1で広島が勝利し、9年ぶりの決勝へと駒を進めた。

【得点者】
40分 0-1 ドウグラス・ヴィエイラ(広島)
79分 1-1 イスマイラ(京都)
95分 1-2 ナッシム・ベン・カリファ(広島)

【了】

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