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チアゴ・サンタナが先制ゴールも…

【清水エスパルス 1-1 ジュビロ磐田　J1第31節】

　明治安田生命J1リーグ第31節の清水エスパルス対ジュビロ磐田戦が22日に行われ、1-1の引き分けに終わった。

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　当初は今月1日の開催が予定されていたが台風15号による静岡県の豪雨災害の影響で中止となっていた静岡ダービー。延期の結果として清水が17位、磐田が18位と両チームがJ2降格圏からの残留を目指す大一番という形で迎えることになった。

　最近4試合で勝ち点1と苦戦が続いていた清水だが、この試合では前半から優勢。29分にはチアゴ・サンタナのヘディング弾がわずかにポストの外をかすめるなど磐田ゴールを脅かしていく。

　そして34分、その流れの中から先制点を奪ったのは清水。右CKからのクロスをニアの白崎凌兵が頭でそらし、両チームの選手が競り合って折り返された形となったボールを最後はエースのT・サンタナが至近距離から押し込んだ。得点ランキング首位に立つT・サンタナは今季13点目のゴール。

　後半もそのまま清水がリードを守り勝利目前かと思われたが、磐田も諦めず粘りを見せる。アディショナルタイムに入った92分、必死の攻撃から最後は交代出場のジャーメイン良が豪快に叩き込んで1-1の同点に追いついてみせた。

　敗戦は免れた磐田だが、勝ち点1では依然として非常に厳しい状況は変わらず。一方の清水はプレーオフ圏の16位にひとつ順位を上げ、ガンバ大阪が自動降格圏の17位に後退している。

【得点者】
34分 1-0 チアゴ・サンタナ（清水）
90+2分 1-1 ジャーメイン良（磐田）

【了】