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サッカー日本代表、ドイツ代表戦予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。守田英正の起用は?

シリーズ:日本代表予想スタメン&フォーメーション text by 編集部 photo by Getty Images

DMF:遠藤航(シュトゥットガルト/ドイツ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1993年2月9日
日本代表通算成績:43試合2得点

 日本代表の心臓、遠藤航がついに復活した。同選手はリーグ戦第14節のヘルタ戦で相手選手と激しく衝突。脳しんとうと診断され、日本代表に合流後は復帰に向けたプロトコルを行っていた。だが、20日は全体練習に復帰しており、ドイツ代表戦に向けて準備を進めている。

 カナダ代表戦では田中碧と柴崎岳がボランチを務めていたが、やはり守備面の強度は不十分。ブンデスリーガトップクラスのデュエルの強さを誇り、中盤で相手の攻撃の芽を摘み取る遠藤の存在は絶対に欠かせない。この男が中盤を制圧できれば、日本にもチャンスは巡ってくるだろう。

DMF:柴崎岳(レガネス/スペイン)


【写真:Getty Images】

生年月日:1992年5月28日
日本代表通算成績:60試合3得点

 守田英正は日本代表に合流後、左太ももの違和感により別メニュー調整が続いていた。試合2日前の21日には全体練習に合流したようだが、復帰後間もないため、先発出場するのは柴崎岳になるのではないだろうか。

 カナダ代表戦にフル出場した柴崎は先制点をアシストすると、その後も効果的な縦パスを配球。他にも戦況を変える正確なサイドチェンジを行うなど、90分通して好パフォーマンスを見せていた。ドイツ代表戦に向けてパフォーマンスを上げているこの男は、カナダ代表に続き守田の穴を埋められるか。

RMF:伊東純也(スタッド・ランス/フランス)


【写真:Getty Images】

生年月日:1993年3月9日
日本代表通算成績:38試合9得点

 先日行われたカナダ代表戦では、右サイドハーフで先発出場した相馬勇紀が先制点をマーク。カタールワールドカップ直前に結果を残したが、これまで森保ジャパンの攻撃を牽引してきた伊東純也の地位は揺るがないだろう。

 凄まじいスピードを誇る伊東の突破は、ドイツ代表相手でも脅威となるはず。日本代表は守備に回る時間が増えるため、伊藤のスピードを活かした相手ディフェンスラインの裏への飛び出しや縦への突破が攻撃の鍵となるだろう。日本代表では2月に行われたアジア最終予選のサウジアラビア代表戦以降得点がないが、W杯という大舞台で欧州の強豪相手にゴールを奪えるか。

LMF:久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)


【写真:Getty Images】

生年月日:2001年6月4日
日本代表通算成績:20試合1得点

 左サイドハーフで先発出場するのは、久保建英だろう。体調不良により日本代表への合流が遅れた三笘薫は、18日に個別トレーニングで調整を行い、19日から全体練習に加わっている。だが、同選手はジョーカーとして起用されると予想する。

 久保はカナダ代表戦は前半のみのプレーとなったが、ドリブルでの仕掛けやハイプレスでボールを奪ってシュートを放つなど、限られた時間で存在感を示した。ドリブル突破だけでなく、味方の連携や鋭いスルーパスなど幅広いプレーで攻撃に変化をもたらすこの男には、日本の攻撃を牽引する活躍を期待したい。

OMF:鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)


【写真:Getty Images】

生年月日:1996年8月5日
日本代表通算成績:22試合6得点

 トップ下は鎌田大地で間違いない。遠藤航と守田英正のコンディション次第ではカナダ代表戦のようなボランチ起用も考えられるが、両選手は既に全体練習に復帰しているため、鎌田はトップ下での出場となるだろう。

 どんな状況でも落着きを見せる鎌田は、卓越してテクニックで相手のマークを華麗にかわし、抜群のパススキルとドリブルで相手ゴールへ迫る。チャンスメイク力だけなく、今季リーグ戦7得点、UEFAチャンピオンズリーグ6試合3得点を決めているように得点力も抜群だ。日本代表内で最も注目されているためマークは厳しくなるが、日本を勝利に導くことが出来るか。

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