フットボールチャンネル

サッカー日本代表、ドイツ代表戦予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。守田英正の起用は?

シリーズ:日本代表予想スタメン&フォーメーション text by 編集部 photo by Getty Images

RSB:酒井宏樹(浦和レッズ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1990年4月12日
日本代表通算成績:72試合1得点

 右サイドバックは酒井宏樹を予想する。酒井は今年3月から負傷が続いていたが、本大会直前に行われたカナダ代表戦は守備面で終始安定したパフォーマンスを披露。カタールW杯に合わせてコンディションを上げているため、準備は万端だろう。

 今大会の優勝候補にも挙げられるドイツ代表戦は、おそらく守備に回る時間が多くなる。W杯では1失点が試合を大きく左右するため、キリアン・エムバペら名だたるアタッカーと渡り合った酒井の対人守備の強さが必要不可欠だ。

CB:吉田麻也(シャルケ/ドイツ)


【写真:Getty Images】

生年月日:1988年8月24日
日本代表通算成績:122試合12得点

 キャプテンの吉田麻也は外せないだろう。先日行われたカナダ代表戦は試合終盤の出場に留まったが、日本代表のDFリーダーであり、精神的支柱でもあるこの男はチームに欠かすことが出来ない。

 ドイツ代表の最前線にはおそらくカイ・ハフェルツが入る。最終ラインにもアントニオ・リュディガーら長身の選手が揃うため、セットプレーでこの選手たちを止めるためには、身長189cmで日本代表の中でも長身で、空中戦で強さをみせる吉田の力が必要だ。スピード面はやや不安が残るが、今季ブンデスリーガで名だたる猛者と凌ぎを削るキャプテンは、ドイツ代表の攻撃を防げるか。

CB:冨安健洋(アーセナル/イングランド)


【写真:Getty Images】

生年月日:1998年11月5日
日本代表通算成績:29試合1得点

 吉田麻也とコンビを組むのは、冨安健洋だ。11月3日に行われたUEFAヨーロッパリーグのチューリッヒ戦で負傷した冨安は先日行われたカナダ代表戦を欠場したが、日本代表に合流後は15日から全体練習に合流している。21日にトレーニングでもチームメイトたちをボールを蹴る姿を見せているため、ドイツ代表戦に先発出場するだろう。

 アーセナルでプレーする冨安の地上戦と空中戦の強さは、世界屈指のプレーヤーが集うプレミアリーグの中でもトップクラスだ。モハメド・サラーをも抑え込んで見せた鉄壁が、ドイツ代表の前に立ちはだかる。

LSB:長友佑都(FC東京)


【写真:Getty Images】

生年月日:1986年9月12日
日本代表通算成績:138試合4得点

 先日行われたカナダ代表戦では伊藤洋輝が左サイドバックで先発出場していたが、守備対応は慌ただしく、何度も背後を取られる場面があった。そのため、ドイツ代表戦では森保一監督からの信頼が厚い長友佑都が先発出場すると予想する。

 日本代表の左サイドバックは、おそらくヨナス・ホフマンと対峙することになる。スペースの使い方が上手く、果敢に背後を狙ってくる同選手の対応は、高い対人守備能力とスピードがある長友が適任だろう。ドイツ代表の攻撃の起点にもなるホフマンを止められるか。守備面では長友が鍵を握ることになりそうだ。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top